tag:blogger.com,1999:blog-26844921534094305262024-02-21T13:02:44.497+09:00くりはらブログ栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.comBlogger219125tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-74012094305428229162013-02-04T07:47:00.000+09:002013-02-04T07:47:24.953+09:00デームス バッハ レクチャー<br />
<h5 class="uiStreamMessage userContentWrapper" data-ft="{"type":1,"tn":"K"}" style="background-color: white; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 12px; font-weight: normal; margin: 0px 0px 5px; padding: 0px; text-align: left; word-break: break-word; word-wrap: break-word;">
<span class="messageBody" data-ft="{"type":3}" style="color: #333333; font-size: 13px; line-height: 1.38;">国際文化学部では、この4月より、イェルク・デームス(Jörg<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>Demus, 1928生)のバッハ「平均律クラヴィーア曲集」に関するレクチ<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>ャー&コンサートのシリーズ(4回構成)を始動します。<br /><br />催事名:イェルク・デームス J.S.バッハ『平均律クラヴィー<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>ア曲集』<br /> レクチャー&コンサート vol.1 <wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span> (通訳付)<br />日 時:2013年4月4日(木)<br /><span class="text_exposed_show" style="display: inline;"> レクチャー14:00〜15:30 / コンサート16;0<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>0〜18:00<br />会 場:西南コミュニティーセンターホール<br />主 催:デームス福岡公演事務局<br />共 催:西南学院大学国際文化学部<br />入 場:一般4,500円、学生2,500円<br />チケット:キャンパスサポート西南(092−823−3576)</span></span></h5>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgCWI94_d9a_nOalJ1crdAXQ34wBOwf1EgyztXucc0JNM5mvcFqjSthw9oMBrrsKyLDQkdOeitSlxnNM4LIDb_R4RPh5-qOCLJvqP8QzcmGtr_SGnMITsRhmApFZUmu2qm4rd40JdsyTOA/s1600/mrdemus-omote_screen.png" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgCWI94_d9a_nOalJ1crdAXQ34wBOwf1EgyztXucc0JNM5mvcFqjSthw9oMBrrsKyLDQkdOeitSlxnNM4LIDb_R4RPh5-qOCLJvqP8QzcmGtr_SGnMITsRhmApFZUmu2qm4rd40JdsyTOA/s320/mrdemus-omote_screen.png" width="226" /></a></div>
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhmSyxMrIYl_putZbKQQC-uj3K971mK885e-LhEuInXP_3sfymizdD4Z9V_bQGPFKGx-qNH1MFxlbCNRDXfu8o_DkwSJnrESU8eSHaRrmwE6epxPUIhYefiqtjmgCIDDcaUGjTG6ispHIE/s1600/mrdemus-ura_ol_screen.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhmSyxMrIYl_putZbKQQC-uj3K971mK885e-LhEuInXP_3sfymizdD4Z9V_bQGPFKGx-qNH1MFxlbCNRDXfu8o_DkwSJnrESU8eSHaRrmwE6epxPUIhYefiqtjmgCIDDcaUGjTG6ispHIE/s320/mrdemus-ura_ol_screen.png" width="224" /></a><br />
<div>
<span class="messageBody" data-ft="{"type":3}" style="color: #333333; font-size: 13px; line-height: 1.38;"><span class="text_exposed_show" style="display: inline;"><br /></span></span></div>
<div class="mvm uiStreamAttachments fbMainStreamAttachment" data-ft="{"type":10,"tn":"H"}" style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 11px; line-height: 12px; margin-bottom: 10px; margin-top: 10px; text-align: left;">
<div class="clearfix photoRedesign" style="width: 398px; zoom: 1;">
<div class="mrs _53s uiScaledThumb photoRedesignMiddle photoRedesignLink" data-ft="{"type":41,"tn":"E"}" style="border: 0px; float: left; margin-right: 5px; position: relative;">
<a ajaxify="http://www.facebook.com/photo.php?fbid=593342880691544&set=pcb.593343204024845&type=1&relevant_count=2&ref=nf&src=http%3A%2F%2Fsphotos-e.ak.fbcdn.net%2Fhphotos-ak-snc6%2F285338_593342880691544_82142519_n.jpg&size=297%2C419&theater" class="_6i9" href="http://www.facebook.com/photo.php?fbid=593342880691544&set=pcb.593343204024845&type=1&relevant_count=2&ref=nf" rel="theater" style="color: #3b5998; cursor: pointer; text-decoration: none;"></a></div>
</div>
</div>
栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-91030556693371908962012-07-19T10:33:00.001+09:002012-07-19T10:33:52.279+09:00すぐには解決しないことNHKの「義経」をみつけた。<br /><a href="http://videonavi.blog66.fc2.com/blog-entry-252.html">http://videonavi.blog66.fc2.com/blog-entry-252.html</a><br /><br />第4話27分の兵書『六韜』がどう見てもホッチキス留めの台本であり、12世紀の状況としては不自然であるが、17分めの鬼一法眼の台詞がすばらしいのでメモ。<br /><br />義経:忘れることもできず、割り切ることもできず、どう考えたらよいのか。<br />法眼:忘れることも、赦すこともない。あるがままに受け入れよ。<br />義経:それができぬ。<br />法眼:ならば考えぬことである。<br />義経:どうすれば?<br />法眼:悩みぬけばよいではないか。闇のまっただ中を彷徨ってもよいではないか。<br /> そのうち陽も射す。それがこの世の定法である。<br /><br />「すぐに解決」を求めない、こうした達観のスタンスは、ジンネマンの『尼僧物語』にも一部あらわれていた。<br />
監護でSr.ルークが掟を軽視して危機に陥った後の、先輩修道女との対話。<br /><br />ルーク:心の平安は、本当に、おとずれるのでしょうか。<br />先輩:平安などおとずれません。日々たゆまず歩むだけです。<br />栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-5770481047964236462012-07-05T16:31:00.000+09:002012-07-05T16:31:25.020+09:00本を「はかない」ものにするアルゲリッチの故郷アルゼンチンで、<BR>
(アルゲリッチとは関係ないけど)<BR>
「本をはかないものにする」という革新的なアイディアが出た。<BR>新人作家を応援するためだそうだ。<BR>
<a href="http://gigazine.net/news/20120704-disappear-book/">http://gigazine.net/news/20120704-disappear-book/</a>
<BR><BR>
とても革新的だが、現実的な効果がよくわからない。
<BR><BR>
自炊してリーダーを持ち歩くタイプの読者にとっては、従来とおんなじことではなかろうか。<BR><BR>
また、よろず新しいモノが好きな人は「そういう形態のモノ」を1冊ぐらいは買って、2ヶ月後に「ほんとに消えたよ!」とか話題にするだろうけれど、読書は大好きなのに忙しくて「とりあえず購入ボタン押しといて休暇に読もう」というタイプの人は、絶対に買わないと思う。後者の購買者をあてにしない出版形態は、新人作家を応援することになるんだろうか。<BR><BR>
そして、国立の中央図書館への納本時には、一般的なインクによる別立ての本を用意してくれるんだろうか。国立の中央図書館でも、空気よけのパッキングをはがさずにそのままとっておく、というイメージなんだろうか。どちらも不可能、という場合、後代の(というか2ヶ月目以降の)研究者は、初版本にアクセスできない、というわけだろうか。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-35571296862938263612012-06-03T19:53:00.001+09:002012-06-03T19:53:11.593+09:00日本映像学会第38回大会終了日本映像学会第38回大会(http://jasias2012.main.jp/content/)終了。<br />
twitterで自分の作品情報を公開している作家が多いらしいので、あっちにも復帰することにした。少なくとも気持ちだけは。でも、つぶやきチェックって、ちょっと面倒になってしまうときもある・・・。<br />
<br />
今回は、お友達の映像作家・杉田このみさんの最新表現方向にもふれられたし、そして、刺激になる研究発表が多くて、感激であった。<br />
ア
ンサンブル・フィルム研究の桑原圭裕さんは、『美学』に事例研究論文(アルトマンの『ショートカッツ』他)があったんだけれど、今回の大会では、体系的な
理論分解をやっていて、これはまた本当にすごーかった。重層的に映画を体験している自分を客観的にみつめるのは、とても集中力を要する作業だし、各関連文
献の記述読解にも繊細さが必要とされる、すごーい研究だ。<br />
「動画像系列」のカッティング長さによる知覚(反応?)について研究している鈴木
清重さんの発表もすばらしかった。メインの研究手法はカッチンカッチンの実験心理学なのに、創作畑や鑑賞畑の人間にとってもググッと関心をもちうる形で研
究が進められていることが魅力だ。同じようなスタンスで研究されている井上貢一先生が、他の会場の司会を担当なさっているのが、お気の毒でお気の毒
で・・・。<br />
懇親会は、司会にあたらせていただいた。うっかり「日本芸術学会の」と言ってしまったのは非情に恥ずかしい失敗だったが、でも懇親会では、鈴木先生と井上先生をお引き合わせできて、とってもよかった。<br />
カヴェルの映像論を批判的にみなおす木原圭翔さんの緻密なお仕事にも刺激をうけた。<br />
バウハウスがらみの「光イメージ」作品(とくにヒルシュフェルト=マック)の制作法と作品をめぐる概念について丁寧に分析している山根千明さんの研究もとても緻密で、あの時期の実験映像の現場の資料を沢山見られたのもすごくよかった。<br />
<br />
さやかも来年は3歳。<br />
このごろは、どの都市にも一時保育OKの託児所があることだし、学会にも少しずつ出かけていきたい。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-16423509190822318912012-03-26T00:23:00.001+09:002012-03-26T00:37:26.076+09:00「第43回」を非開催にサントリー音楽賞についてであるが、<br />
受賞者なしの理由は「自粛」ではない。<br />
「公表しない」のだそうだ。<br />
異義あり、というか、理解不能だ。 <br />
<br />
私の考えは「第43回」を非開催にすればぁ? というもの。<br />
<br />
<a href="http://www.asahi.com/culture/update/0322/TKY201203220411.html">http://www.asahi.com/culture/update/0322/TKY201203220411.html</a><br />
<br />
規定によれば、サントリー音楽賞は<span class="text_exposed_show">「音楽界に貢献した個人や団体」に与えられる賞ということだが、「受賞なし(理由は公表しない)」という結論から聞こえてくるのは、</span><br />
<br />
<span class="text_exposed_show"> 2011年は音楽界に貢献した人がいなかったっていうかぁ</span><br />
<span class="text_exposed_show"> でもはっきり否定したいわけでもないんだけどぉ</span><br />
<span class="text_exposed_show"> でも、貢献した人がみつからないっていうかぁ</span><br />
<span class="text_exposed_show"> 誰が貢献したか、よくわかんないっていうかぁ</span><br />
<span class="text_exposed_show"><br />
</span><br />
<span class="text_exposed_show">という語りである。</span><br />
<span class="text_exposed_show"><br />
</span><br />
演奏のための音楽コンクールで「1位なし」というのは、その賞のグレードを示したいから「1位なし」にするのであろう。コンクールというものは、参加者がすでに居るから開催自体は明らかで、これはもう取り消しようがない。<br />
<br />
でも参加制のコンクールでなく、状況を後から回顧する方式(外から勝手に審査する方式)のナントカ賞で「受賞なし」にするのは、景気のわるい話題を無意味に バラまく行為のように思えてしかたがない。こんなことをしても、その賞のグレードを示すことにならないし、むしろどちらかといえば、意地悪な結論の中に、審査員たちの取材不足を放置し、怠慢をさらすことだと思う。<br />
<br />
<span class="text_exposed_hide"></span><span class="text_exposed_show">サンデーモーニングに、親分たちが「あっぱれだ!」とか「喝だ!」とか叫ぶコーナーがある。</span><br />
<span class="text_exposed_show">時折、関口宏が「えっ?これ喝なんですか?」と尋ねるようなケースでも、親分たちが意外なスジ論を並べてくれて、「おおなるほどそれが日本の武士道だよねえ、うんうん忘れてた」と納得させてもらえる。</span><br />
<span class="text_exposed_show">「喝」ばっかりの記事を並べちゃうと番組の雰囲気がポシャるであろうし、万が一、親分たちが「理由は公表しない」「我々の見識を想像しろ」と、ふんぞりかえっていてはコーナーが成り立たないので、親分たちの出演枠もなくなる。</span><br />
<span class="text_exposed_show"><br />
2011年は、津波で開催が不可能になった会場や、原発事故のあおりで来日を手控えざるを得ない演奏家が居た中、それをはねかえすような活動(演奏や創造や運動)でもって「音楽界に貢献した個人や団体」は、たんとあったはずである。</span>栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-78952605531068955042012-03-11T10:17:00.014+09:002012-03-26T00:12:29.264+09:00トリックドラマのトリック・シリーズの第5話に示されているのは、過疎地の素朴な村民たちが、現実の選択において物理学者の浅知恵など何ら信じていない、ということ。<br />
<br />
「まるごと消えた村(解決編)」<a href="http://goo.gl/cgSks">http://goo.gl/cgSks</a><br />
宝女子村の村長 : 俺たちは25年ごとにお鶴に生け贄をささげねばなんねえ。さもなくばこの村にとっつぇもねえ災いがおとずれる。干ばつ・地震・大雨・バッタ・エルニーニョ。(中略)儀式を前田さんに見られた俺たちは、とっさに三井を利用することを思いついた。三井の超能力で前田さんば消されたと世間さ思わせる。 <br />
上田次郎 : そんなバカな話、人々が信じるはずないだろう。<br />
宝女子村の村長 : んだっきょ? 実はおめえのような偉い学者先生が、俺たちの村さ調査来ると聞いた時、俺たちはしめたと思った。おめえさえ騙せば、世間はミラクル三井の超能力を信じるにちげえねえ。おめえが戻って、この村で見た奇跡の数々を証言してくれさえすれば。<br />
売れっ子マジシャンの山田 : 上田さん1人なら騙せたと思います。 <br />
<br />
遠藤周作の『沈黙』にあった「農民のしたたかさ」という表現を思い出させる。物理学者の言うこと(3分ビデオ「絶対安全」<a href="http://goo.gl/D5XwQ">http://goo.gl/D5XwQ</a>)など誰も信じないまま、とりあえずその場の損得勘定を使うのである。<br />
<br />
<br />
さて、『トリック』において「学者の理論より常識のほうがまともだ」という基調モチーフと併せて、しばしば示されるモチーフに、インチキを曝いても救いにならないことがある、というのもある。<br />
<br />
「母の泉」の末尾 <br />
菅井きんの部下 : 正しいことしたつもりか? 見ろ、なんも変わっちゃいねえ。ビッグマザーを失ったあいつらに何が残る? 希望も救いもねえ人生が待ってるだけだ。本当にあいつらを救おうとしたのはどっちだ? おめえたちか、おれたちか?<br />
<br />
「千里眼」の末尾<br />
病気の少年 : 先生、ぼく治らないの? 死んじゃうの?<br />
千里眼の男 : そうだよ。先生はインチキだからね。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-59018769139091707122012-02-27T14:50:00.000+09:002012-02-27T14:50:25.852+09:002月の日誌稲田先輩を見習って業務日誌をつづってみることにしたのだが、書いてみたら、なにやら遊びのことばかり・・・。反省のためのウェブ日記になりそうだ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqVEKm5VobJlUohyXFsOl6GfJ3310Q_X6a-B5Ge_O6ggIqdgqRlpoceq_bbaI46Tcb_LL_zdZYaCln7sw_ndwUT5NIZ7F86LvxGcGHIUwp00DBKgZHF8kwpe7woZ04obI6uKshXi8aZQ8/s1600/TS3X0059.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqVEKm5VobJlUohyXFsOl6GfJ3310Q_X6a-B5Ge_O6ggIqdgqRlpoceq_bbaI46Tcb_LL_zdZYaCln7sw_ndwUT5NIZ7F86LvxGcGHIUwp00DBKgZHF8kwpe7woZ04obI6uKshXi8aZQ8/s200/TS3X0059.jpg" width="150" /></a></div>●2月1日WED 創立100周年委員会。マタイ受難曲上演(2016)にむけた「西南オラトリオアカデミー」の募集準備。なお2012年はモツレクで11月3日に上演予定//かな書道は連綿に挑戦で「いね」「うた」//ドッグラン(=さやかの運動をこう呼ぶ)で八百屋さんに行くと、さやかがカゴにボトンと野菜を入れてしまうので、なんとなく大量に買う羽目になっていた。六本松のTSUTAYAでは、さやかチョイスのジャケ借りでDJHelloKitty。<br />
●2月2日THU 3〜5時に夜泣き//後期は3科目15回分、ほぼ毎回小テストした上に、レポートまで書いてもらったので採点に難儀。来学期の小テストは半分程度にしよう。//共通教育センター設置準備委員会。2010年11月の大学設置基準改正で<a href="http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S31/S31F03501000028.html#1000000000000000000000000000000000000000000000004200200000000000000000000000000"><span style="font-size: x-small;">「学生が卒業後自らの資質を向上させ、社会的及び職業的自立を図るために必要な能力を、教育課程の実施及び厚生補導を通じて培うことができるよう、大学内の組織間の有機的な連携を図り、適切な体制を整えるものとする」</span></a>という文言が盛り込まれたことの対策を協議。関連GPをとった他大の動向をみると、具体的には「キャリア」という言葉をもりこんだ正課の授業を作る必要があるようだ。名称上、就職教育ではなくキャリア教育になっているところが味噌のようだ。こういう重要単語は、個別例としては意義深いのに、全員必修とかにすると安っぽい横文字にしか見えなくなるなあ。ふだんから、生き方教育ざんまいの西南において、各内容を薄めてしまわずに、学生に伝えていく方法を模索しなければ。<br />
●2月3日FRI コンサート委員会。キャンパスサポートの実務力をいただいているとはいえ、宗教局管轄でどこまで突き進めるのか不安だったが、前回あたりから総務課や広報課が陪席してくださるようになり、やりたいこと一つ一つを具体的に話しあえるようになった。ありがたいことだ。//採点がなんとかおわった//夕方、夜泣き対策の小児鍼。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEib7hC03AN-jJSReQNDDuBNnsoN3OI6DCWO_rGybjONshIhE__-ZiKUpZCjBacmDMd97v65fZbf_VZBrwWHzsZ46tJgKOUj9-db8vIK5JeQVEy3T5eoTck_a89n2EGJAb0B2a7VBgntRK8/s1600/TS3X0058.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEib7hC03AN-jJSReQNDDuBNnsoN3OI6DCWO_rGybjONshIhE__-ZiKUpZCjBacmDMd97v65fZbf_VZBrwWHzsZ46tJgKOUj9-db8vIK5JeQVEy3T5eoTck_a89n2EGJAb0B2a7VBgntRK8/s200/TS3X0058.jpg" width="150" /></a>●2月4日SAT 唐人町でサンキュー事故してしまった。前に障害物があったのだから頑なに停車しておくべきであった。すれちがいざまにミラーどうしをこすって、相手のミラーに2cmほど私のペンキがついた。//午後は主人にさやかをあずけて、日演連「福田さあやリサイタル」(3月2日)の楽曲解説準備。<br />
●2月5日SUN 教会に行く途中でさやかの猛烈ウンチが発生し、下痢気味だったので直帰。お腹が冷えたのかもしれない。でも活発で、キティーちゃんテープでこんがらがったまま「んった」と喜んでいる。午後はLEGOブロック。このところLEGOが急に上達した。//主人は当直なので、今日作った鮭のクリームシチューは明日の夕ご飯にもなりそうだ。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9wU-01gPGISTC61GmHdRsVlrRNr6i1TdLYaTD_SxiKuGpBrHAYaKC5kPYi_mI0xtSw2UA4yqYVhnekO4SM2Am5j7NIC-Ru87tCeaP1DtWGa4wo_wu5qYVOpgZRgilvB2UJZDGE3ak0Jo/s1600/TS3X0061.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9wU-01gPGISTC61GmHdRsVlrRNr6i1TdLYaTD_SxiKuGpBrHAYaKC5kPYi_mI0xtSw2UA4yqYVhnekO4SM2Am5j7NIC-Ru87tCeaP1DtWGa4wo_wu5qYVOpgZRgilvB2UJZDGE3ak0Jo/s200/TS3X0061.jpg" width="183" /></a></div>●2月6日MON 4時に起きて5:30から8:30まで楽曲解説を書く。4:20には身支度できていたのに5:30までとりかかれなかったのは、書評みたりFacebookみたりして遊んでいたから。//職場から定期健康診断書を提出せよ、と言われていたので午後は赤坂で検診。風邪で咳の発作がでるたびにNHOで血液検査しているというのに身長体重計って。//検診の待ち時間に山本文房堂でダーマトグラフを買った。へえ105円で買えてしまうんだ。//SALE中のヨシノヤ(岩田屋)では茶と紫を絶妙にあわせたパンプスに出会ってしまった。今朝の原稿料のほぼ70%を投入したことになるが、ヨシノヤのレザーソール・クラスが自分にぴったりの22cmEEMで、RIZと同等価格(47800→17800円)だったら買わずにいられないでしょう。//当直明けで食欲がないとかで、シチューは明日の朝食に持ち越し。<br />
●2月7日TUE 朝食にようやくシチュー登場。あとは卵サンド&トマトサンド//入試の試験監督デーなので、いつもより1時間はやく保育園へ。今月は保育園の月謝をお持ちするのが遅れてしまった。松屋菓子舗の鶏卵素麺をそえて提出。//マンネリお弁当は文句も言わず食べてくれているが、おやつ用のパンのサイコロ切りはボイコットされたので、今日はチーズ・サンドにしたところ完食。次はお弁当の改革だ//夕飯は、豚とキャベツのミルフィーユ煮と、シチューの最後の余りを使って南瓜のドリア。//主人の職場で「ストロベリーナイト」が話題だとかで社交用の鑑賞。んんん私たちには重い。事件は水戸黄門のように一話完結型で解決していただきたい。それに都内勤務の通勤事情を考慮するならば、バーキン常用は、絶対にありえぬ。ちなみに私のヨシノヤ靴は、とっておきのコンサートと会合のために研究室のロッカーにしまってある。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="http://1.bp.blogspot.com/-yQChHDjM_rw/TzDhiO8j9fI/AAAAAAAASk4/COcIWr-ddbk/s800/medium_403397085.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="150" src="http://1.bp.blogspot.com/-yQChHDjM_rw/TzDhiO8j9fI/AAAAAAAASk4/COcIWr-ddbk/s200/medium_403397085.jpg" width="200" /></a></div>●2月8日WED 学院主催の音楽行事のためのチラシ校正2件にそれぞれ1時間ずつとられた。まあ音楽会好きの職場の空気そのものは幸せであるが、音楽学部があるわけでもないので担当スタッフ数が少ないのが難点。//押し入れからみつけたWATERMANのボールペンとても使いやすい! 滑らかとはこのことだ。気持ちよくて次々書きたくなってしまう。//こっこれは可愛い! <a href="http://cyblog.jp/modules/weblogs/8928">クローゼット収納について</a>考察。Zurich生命のガン保険(10年もの)を更新した。2002年からの10年間は年額4690円だったのが、2012年から年額9800円に。ローリスクを買うにはお金がかかる。<br />
●2月9日THU 入試の試験監督。国語現代文は問題はたぶんこういうもんだんだろうぐらいしかわからないが文選(柳宗悦「工藝文化」)がとてもよかった。//名刺交換したら「あブログ読んでます」と言われた。どう返事すればいいのか分からなかったが、感想をいわないまま関心だけ示す、という日本的特性をかみしめることにした。//さやかが車内を嫌がって号泣。明日はあまり寒くなければ電車にしよう。2歳の誕生日から始めたトイレトレーニングが、たった2週間で着実に上手になって睡眠時のみで済むようになった。洗濯物が減って大助かり。<br />
●2月10日FRI 朝5:00〜5:45夜泣き//入試の試験監督//「ドンナコトにも疑問ヲ持トウ」教育の成果だろうか、「なぜ落ちたかわかりません。私はレポートも出しました。」という趣旨のメールが来た。「小テストが15回中6回分しか提出されておらず(=15分の6出席)、その中身がそれぞれABCのBで、レポートがABCのCだったからです」という趣旨で返事した。//ナオミさんが食品を出している北欧雑貨店<a href="http://tram2002.com/">「TRAM」</a>へ。ちょうど「北欧ミニバック100枚と2月のお菓子」展が開催中。さやかが店内を荒らさず(!)行儀よくしてくれていて助かった//ウェブニュース(47news)で驚愕。菅井円加さんのローザンヌ優勝報道が「スポーツ」に分類されていた。ま、野球やゴルフなんかも、芸術といえば芸術であり、スポーツであるといえばスポーツなのだろうが。<br />
●2月11日SAT 「キティーちゃんシールブック」で遊ぶ//ピザ生地はイーストが多すぎてパンパカパンになった。次回は慎重に。//大阪フィル(24日・<a href="http://www.arkas.or.jp/">アルカスSASEBO</a>)を聴きに行くためにホテルと一時保育とご飯の場所などもろもろ予約//Facebookのタイムライン画面は全然いいと思わないけれど知覚を馴らすために一応チェックしてカバー画像をデスクトップと同じものにしてみた。//お風呂掃除のときに転んで向こう脛に打撲。でも突き指や顔の怪我はなかったし、そばにさやかが居なくて、本当によかった。<br />
●2月12日SUN <a href="https://www.keisan.nta.go.jp/h23/ta_top.htm">確定申告作成サイト</a>が始まっている。手帳に入れてしまわないと先送りにしそうなタスクのナンバーワン。//久しぶりに家族で出かけられたので、岩田屋新館の<a href="http://www.hotpepper.jp/strJ000026796/">香港蒸籠</a>でバイキング。すべて小ぶりでとてもおいしい。さやかはフカヒレスープがいたく気にいった。こんど卵スープでも作ってみよう。//<br />
●2月13日MON 先日NHKが座骨神経痛に貧乏ゆすりが効くとか報じていたが、そんなことしたくないので、午前中は整骨サロンでじっくり治療。//大友直人指揮の日フィルwith岡崎慶輔を聴くために、保育園お迎えは主人にお願いした。夕食の準備について考えないせいか午後の原稿も俄然はかどった(NHK放送記念日用「火の鳥」)。この作品についてはあまり知らなかったのだが、舩山門下生として「ストラヴィンスキー作品については書くこと一杯でこまっちゃうわ!」となれるよう、ここ数日にわかに学んだのである。これのおまけで、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B004THX3JK/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&tag=musiclef-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B004THX3JK">ロックバンドのYESが1991年ツアーのオープニングで「火の鳥」を使った</a>ことを知った。<br />
●2月14日TUE 今日は入試の採点デー。一斉昼食で他学科の先生方とも交流できて楽しかった。//朝食のときにサンドイッチとシチューに加えて生チョコをだしたら「これはさすがに夜くうばい」ということでチョコは冷蔵庫へ。夕方、事件発生で帰れないとメールがあったが明け方に隣をみたら居た。しかしチョコは冷蔵庫にあった。すごくおいしいのを買ってきたゆえ私が食べたいので早く包装をほどいて。<br />
●2月15日MON かな書道は先週いただいたお手本で「さす」「つき」「なく」を練習。<br />
<br />
<br />
脱落、断念。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-5844677479009177102012-02-27T14:04:00.002+09:002012-02-27T14:04:00.667+09:00毎日1月号:ミョンフンのこととオルガンのこと手元のメモ<br />
<br />
Debussy <br />
<ul><li>拍子感明瞭で弦のdivigeさえも分離</li>
<li>やろうとしていることが伝わってくる</li>
<li>音の粒が明瞭でppらしくない。版画が擦りきれる前はこうなのか、ぐらいの。</li>
<li>第1部ラストのTimpaniによる盛り上げの迫力</li>
<li>絵画的というにはほど遠い版画/造形/立体的な表現</li>
<li>北斎の富嶽百景 → 富士山と波としぶきが各パーツとして分離 → 版画の彫り</li>
<li>この演奏を聴くと、当時ジャポニズムが流行していたから表紙に貼った、ということ以上に、北斎への近さを感じる。版画史における北斎の位置を知っていたら、もっと何か言えそうなのだが。</li>
<li>ミョンフンは冷めたN響でも燃えさせる</li>
</ul>Mahler<br />
<ul><li> 1楽章と3楽章の不吉感がすごい</li>
<li>4楽章 キビキビと向きを変えて、両手をビシリと開く様子は、まるで十字架</li>
<li>4楽章 向かい合う2組のティンパニの掛け合いがすばらしい</li>
<li> 4楽章 金管の空間的方向性を強調するように、Soliとして立たせる</li>
</ul>アンコールは、Brahmsハンガリー1番。大編成を生かしたしっとりと大人で豊かな演奏。 <br />
<ul></ul>栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-47689664936007738752012-02-21T08:42:00.000+09:002012-02-21T08:42:07.845+09:00F.X.ロト指揮のマーラー昨晩は、F.X.ロト指揮の南西ドイツ放送交響楽団を聴いてきた。<br />
<br />
マーラー5番は、なんの見栄もきらずに、スラスラ・サクサク・トットコと前に進んでいった。<br />
これまで聴いたマーラーは、フレーズ間にテンポ変化があったりとか、いろんな見せ場にみちたもので、だからこそ、ウィーンは文化のるつぼです、耳の記憶な んです、路上の石ころがプリズムになるんです、という読書との連動があったりしたが、今回のは「え”っえ”っもう次?」と戸惑いの連続。<br />
<br />
客観的に距離をおいて達観すればミニマルな快感がおとずれるのではないか、というアイディアが浮かんだので、第3楽章の半ばで割り切り方向にシフトチェンジしてみたけれど、期待通りにはならなかった。<br />
<br />
ロトさんって老けたお顔のわりに若くて(1971生)、指揮界でいったら「超若手」であるだけに、なんというかこうハイパーなスキゾなかんじが売りなのかもしれな<span class="text_exposed_hide">...</span><span class="text_exposed_show">い。<br />
すでに時代は、楽章ごとの位置づけを純交響曲的に明晰にうちだす、ってなことをマーラーでやってみせる段階まできてしまっているのかもしれなくて、そうい う最新スタイルの演奏についていけないことの露呈は、イコール、自分の日頃の鍛錬不足を暴露するにすぎないので、なんとしてでも満足ポイントをみつけたい ところではあり、よって、涼しげに「とても爽やかな演素」とでも語っておく・・・・・・のは簡単。ついていけない私の本音は・・・・・・演奏は決して乱暴なものだったわけではないのだが、なんというか、ユダヤにもウィーンにも形式的特殊性にも目をくれない態度のなかに、「そんなの関係ねえ」的な非紳士性を感じた。<br />
<br />
けちってA席(ぴあで3階2列)にしたのが悪かったのかなあ。</span>栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-77012021845728125372012-02-04T14:51:00.000+09:002012-02-04T14:51:15.248+09:00現実の直視と「みんな」大崎茂生の『文化としてのシンフォニー』1巻<br />
92 なぜハイドンは歴史に遺り、モルターや、ポコルニーや、ロセッティは、なぜ忘却の彼方に消えたのか<br />
94 シンフォニーが定着する条件とは要するに何かと考えてみると、宮廷にしろ市民レヴェルにしろ、その前提となるコンサート生活が定着しているかどうかが第一であった。<br />
<br />
ところで、<br />
幼児の悪戯や中学生の悪癖をとめるにあたり「みんなやってるし・・・」という言説は、ビシッと否定して、現実にもどしてやらなければならないが、<br />
<br />
ヨーロッパ留学組の人々が日本のクラシック不振を嘆く際に口にする「ヨーロッパの大人はみんなクラシックのコンサートにでかける」における「みんな」も、かなり怪しいかもしれない。<br />
<br />
人の習性は個々に異なって当然であるし、まさに自分の「やりたいこと」が盛んな都市を選んで留学してきた人が、その都市をガバッと含むヨーロッパ全体を一色に論じるにあたって、自分の「やりたいこと」に染まった色眼鏡がかかっている可能性は、大である。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-57561346039884868982012-01-29T07:41:00.001+09:002012-01-29T07:41:44.827+09:00やりたいこと久木元真吾の論文「“やりたいこと”という論理--フリーターの語りとその意図せざる帰結」を読んだ。<br />
フリーターという概念があるからそこに居場所をみつける、という状況がありうることもふまえた上で、別の側面から「意識」をさぐるために、97人分約500ページのヒアリング記録(日本労働研究機構の調査研究報告書136:フリーターの意識と実態)を分析したもの。<br />
<br />
以下3点を抽出した上で<br />
<ul><li>やりたいことかどうかが、仕事を続ける前提である</li>
<li>やりたいことは、今わからなくてもいい。という前提がある</li>
<li>やりたいことは、自分のプロセスにでなく自分の外部に実在する、という前提がある</li>
</ul>その帰結として、 <br />
<ul><li>良いフリーターと悪いフリーターという上下観がある</li>
<li>やりたいことを見つけるプロセスからリタイアしにくい</li>
</ul>などの現状があること、そこには、そもそも、「やりたいこと」でなければ到底続けられなそうだと感じるほどの労働条件の悪化も背景であることなどが、淡々と書かれている。<br />
<br />
そう、たしかに<br />
「やりたいこと」の奨励と、それを外部的に「こたえる」ことの要請は、今、強すぎる。<br />
なにしろ朝っぱらの8時から、アンパンマンのマーチがこんなふうに流れる。<br />
<br />
1番 2番<br />
なんのために生まれて なにが君のしあわせ?<br />
なにをして生きるのか なにをしてよろこぶ?<br />
こたえられないなんて わからないままおわる<br />
そんなのはいやだ! そんなのはいやだ!<br />
<br />
生の肯定や、自由の肯定の方向性が、強すぎてふりきれちゃっている。<br />
こたえられなくても、なにかをして生きていれば、よろこべたり、しあわせだったりするかもしれないのに。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-86476635401782826662012-01-27T13:25:00.002+09:002012-01-27T13:25:54.659+09:00ミョンフンチョン・ミョンフンについて新聞に書くにあたり、2回目以降の呼称法を「ミョンフン」にするつもりが「チョン」と表記することになったが、なんだかすごく違和感があった。口語でミョンフンと呼ぶのはキョンファやセフンがいることもあってだろうが、しかし文字上でも、「尾形」「葛飾」「ダ・ヴィンチ」でなく、「光琳」「北斎」「レオナルド」と書くのがふつうだ。<br />
こういう感覚は、「境さん」「福山さん」なる呼称法に納得のいかない自分と、どう同居するんだろうか。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-78872532215141276282012-01-25T02:59:00.001+09:002012-01-25T03:11:46.693+09:00連載の末尾「それでは、内容はどんなものか。問題点はないのだろうか。 」<br />
<br />
こ、こんなところで終わる原稿があるとは・・・。<br />
1743字語ってきて、これ?<br />
<br />
... いくら連載だといっても、これ、不定期連載の欄なんですけど。<br />
<br />
<a href="http://www.asahi.com/edu/university/toretate/TKY201201240156.html">山上浩二郎の大学取れたて便 @ 朝日新聞</a>栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-49389891570419649102012-01-22T01:45:00.001+09:002012-01-22T01:52:09.063+09:00Grade Point Averageのこと同僚が成績評定の基準化を提案した。<br />
GPA評価が選考に用いられる場合などに配慮して、こういうことも公平性確保のために考慮すべきという考え方のようである。<br />
ここでいう公平性とは、要するに、楽勝科目ばかりでGPAが高いケースと知的にゴリゴリ選び抜いてGPAが低いケース、というような差をなくしましょうということ。<br />
たとえば S:5%以内、S+A:30%以内、BとC:特になし、D+E:30%以内とか。<br />
このパーセンテージ割振自体は、整合的でまともなものに見える。<br />
<br />
このことについて、Facebookで書いてみたところ、元同僚が、FD研究会ではこうなっていたよ、というのを教えてくれた。<br />
S 予想を超えて優れている<br />
A 優れている<br />
B 標準的である<br />
C 最低の水準を満たしている<br />
F 水準を満たしていない<br />
<br />
上記の割振が、まことに整合的でまともであることを、さらに確認する思いである。<br />
<br />
しかしながら、感覚的には抵抗を感じる。<br />
「大学は絶対評価ですよ」と言われてきた体験から、ここに相対評価的な原理を持ち込むことに、抵抗があるのだ。<br />
<br />
それにね、<br />
<br />
ソルフェージュとか、語学の基礎とか、特定の測定方法の実習といったリテラシー科目の場合、教員は、全員が100点をとれるように教育しているんじゃないかと思う。<br />
ある特定の技能について習得できるように、そこではクラスの全員が過不足無く、つまり、「予想を超えて」といった欲が生じないほどまんべんない完璧さをめざして、あらゆる技巧をつかって指導しているんじゃないだろうか。<br />
<br />
音大にいたころ、ソルフェージュの基礎クラスで100点をとれる学生の割合は、年度によってもクラス分けによってもまちまちで、30%だったり50%だったり70%だったりした。<br />
こういうリテラシー科目にも、「優れているのは30%以内」などという網をかぶせて大丈夫なのかしら。<br />
<br />
これとは、ちょっと別のことなんだけれど、ちょうど愛読するブログ「考えるのが好きだった」で、相対性を求める教育の是非が問われていたので、リンクしておく。<br />
<a href="http://blog.goo.ne.jp/kkhrpen/e/e0e8e2d23993f1e5e60ebd0bf60aa2af">http://blog.goo.ne.jp/kkhrpen/e/e0e8e2d23993f1e5e60ebd0bf60aa2af</a>栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-10982482515996778772012-01-20T12:01:00.001+09:002012-01-20T12:01:44.061+09:00寝坊した今朝は寝坊をしてギリギリ出勤だったので、さやかのお弁当やおやつを作れず(涙)、サニーで、かしわご飯とひじきとポテトサラダとソフトロールを買って間に合わせた。<br />
それに、主人のお弁当は、もう半年ばかり作れていない。<br />
こんな生活じゃだめだ。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-17468295304374670282012-01-19T11:07:00.004+09:002012-01-19T11:10:50.821+09:00関心と意欲のモラル・バランスインサイダー取引が禁じられるということ、それは正当なことだけれど、こういうニュースをみるたびに、自分が、インサイダー取引が可能な業種でなくてよかった、という思いを抱く。<br />
<br />
要は、関心と意欲のモラル・バランスということだと思うんだけれども、職務上知り得た情報を一般公表前に自分のために活用する、という業務パターンがもし禁止されたら、音楽イベントを企画している人間が音楽ジャーナリズムにたずさわる(そこから原稿料をいただく)、そして書くことで客観化して、あらたな企画の発想を、というような情報と業務の連関は、完全に無理になる。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-47196505404137962082012-01-19T01:14:00.001+09:002012-01-19T01:16:33.574+09:00ミョンフンの海チョン・ミョンフンのソウルPOを聴いてきた。<br />
<br />
曲目が、ドビュッシーの海とマーラーの巨人という組み合わせだったので、「ピアニシモとフォルテシモを聴く会」という先入観で出かけたのだが、「ドビュッシー=ほとんど無」というジャンケレビッチ的言い回しの陥穽にはまってはならぬ! ということを痛感させられた。<br />
くっきりはっきりきっぱりと立体的に造りこまれた響き。<br />
印象派(絵画)か象徴派(文学)かというヤロチニスキの議論以前に、そもそも、《海》の初版表紙に使われたのは、まさに版画(北斎)であって絵画(モネ)ではなかったのだなあ〜。<br />
<br />
ベビーシッター制度のおかげで、コンサートは、なんだかんだと月3-4回行けているが、大会に出かけるとかいった学会活動は、かなり休んでしまっている。<br />
復帰の暁には、もらったレジュメをドキュメントフォルダにはさんでビシッと歩きたい・・・とか思うんだけれども、それって要するに、学問への思いより煩悩が先行している状態。<a href="http://item.rakuten.co.jp/slip-on/c/0000000761/"><img border="0" src="http://image.rakuten.co.jp/slip-on/cabinet/wsl/img57131447.jpg" width=200 align=right></a>栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-2610311417376817842011-11-28T02:52:00.000+09:002011-11-28T02:52:26.030+09:00新聞における表記<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiisXs7eBZ4XoBZlxtS9fNn3Y3QgllKvltBhyphenhyphenRIghWf-LezpBgcJM3M2lYS6nTVhr5Ad__gBCpSninaM4-gQBo3oH756PSuAk-pmcMJm1BQTiKBtFQPKSowxKomL6BcWmCX_Dz7I9uw_BE/s1600/20111128-022606.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiisXs7eBZ4XoBZlxtS9fNn3Y3QgllKvltBhyphenhyphenRIghWf-LezpBgcJM3M2lYS6nTVhr5Ad__gBCpSninaM4-gQBo3oH756PSuAk-pmcMJm1BQTiKBtFQPKSowxKomL6BcWmCX_Dz7I9uw_BE/s320/20111128-022606.jpg" width="213" /></a></div>今、毎日新聞(西日本版)で今書かせてもらっている欄は、ベートーヴェン・ラヴェル等の表記が「アリ」だ、の例。<br />
私の知人が「いや雑誌ではそうでも新聞ならびに電報における正統表記はベートーベンとラベルだ!」と強弁をふるっているが、今更、ザ・シンホニーホールとか新日本ヒルハーモニー交響楽団などと書きえまい。<br />
今日の新聞は、字詰めレイアウトが可能になり、「電報の課金システム」的な字数配慮が必要ないのはもちろん、表記法における新聞特権は無視してよいものとなっている。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com3tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-12838421655550552142011-11-01T13:21:00.000+09:002011-11-01T13:21:11.141+09:00西南学生向け情報イタリアへの春期語学研修(トリノ大学/2月5日〜3月4日)の募集要綱をもらってきましたのでスキャンしてPDFにしました。参加費用は328,000円。学部ごとに一定の単位が認定されます。関心のある方は是非!! http://sound.jp/musiclef/class/files.html栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-49615842034339629432011-10-29T03:26:00.002+09:002011-10-29T03:26:53.750+09:00earthrise2064<h6 class="uiStreamMessage" data-ft="{"type":1}"><span class="messageBody translationEligibleUserMessage" data-ft="{"type":3}">kyo ichinose の5th album『earthrise2064』を聴いた。<br />
<a href="http://ototoy.jp/feature/index.php/20110122" onmousedown="UntrustedLink.bootstrap($(this), "OAQHZVUl5AQGi-5IowoFp8lNnMaWIPSRaw8ltTiWlzaYVfg", event, bagof({}));" rel="nofollow nofollow" target="_blank"><span>http://ototoy.jp/feature/index</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>.php/20110122</a><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B004EHJF42/" onmousedown="UntrustedLink.bootstrap($(this), "EAQFU-ybiAQHqHpMR7ovmKOr_8tJi_dInTlhV0Td3gaWjRg", event, bagof({}));" rel="nofollow nofollow" target="_blank"><span>http://www.amazon.co.jp/dp/B00</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>4EHJF42/</a><br />
<br />
楽器音/電子音/具体音を融合させた聴覚表現をする作家。<br />
<span class="text_exposed_hide">...</span><span class="text_exposed_show"><span> 音楽大学で一年先輩だった方というご縁があるので「一ノ瀬響さん</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>」とか「一ノ瀬さん」といった書き方もあり得るのだろうけれど、</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>私の中には「表現者ってものを文字にするときは芸名/フルネーム</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>で呼び捨てでしょ」という思い込みがある。この思い込みはかなり</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>強烈で、とくに、ファン界に「名字」+「サン」の呼称を確立しち</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>ゃった福山サンや堺サンのような芸能人が半端モンに感じられ、た</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>とえジャニーズ所属でも香取慎吾なる名のほうが、さらには、モー</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>ニング娘。出身であっても中澤裕子なる名のほうが立派に感じられ</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>るほどである。よって、その作家がペンネームとして小文字のアル</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>ファベットという形が選んでいる以上、その表記にならうのがひつ</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>ぢゃうなのである。<br />
<br />
で、kyo ichinose の『earthrise2064』。<br />
<span> 蒼いクリスタル調の美しいジャケットデザインに、少し緊張しなが</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>ら中身を聴いた。<br />
<span> 私は「輝くオブジェ」をみると、そこに惹きつけられるものの、近</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>寄ってみると「光の反射」の流れに押し戻されて、その内部に入っ</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>ていけないのではないか、という不安感におそわれるたちだ。だか</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>らギャラリー・モリタでよく展示のある小林健二の作品も、あんな</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>に美しいのに、その光の反射にちょっと苦手意識を覚えたりしがち</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>なのだ。<br />
<a href="http://www.g-morita.com/html/movie/crystalelements.html" onmousedown="UntrustedLink.bootstrap($(this), "dAQFhAJgGAQEJ5pCw7-8uRBNYg_dtvIW4lc9RjtLdyVqFPA", event, bagof({}));" rel="nofollow nofollow" target="_blank"><span>http://www.g-morita.com/html/m</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>ovie/crystalelements.html</a><br />
<br />
<span> しかしながら、おそるおそる聴いてみた『earthrise20</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>64』のコンテンツは、私を押し戻さないでくれた。<br />
<span> おさめられた10曲の尺は、1'15 から 9'49 までバラバラで、個別に「この曲は」「あの曲は」といった感想を</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>もつよりも、アルバム全体の通し聴きの中で、耳と背骨と腰椎が少</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>しずつ変わっていくのが楽しめるような、そういう通し聴きのため</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>に最大限、時間デザインの配慮がなされているアルバム。かつて同</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>じ作家の1st album「よろこびの機械」を、音楽大学で習ったような芸術音</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>楽の「1曲ごとに完結していく聴き方」と別の次元が開けていくこ</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>とに大きな喜びを感じながら聴いたのを思い出す。<br />
<span> 同じ日に届いたサカナクションの『DocumentaLy』なん</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>かの場合は、まだ1曲買いもありえるアルバム(もちろんシャッフ</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>ルしちゃ駄目だが)なのに対し、『earthrise2064』</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>のMP3は、単発ダウンロードのオプションは、ナシだと思うよ、</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>Amazon。<a href="http://goo.gl/cwNyH" onmousedown="UntrustedLink.bootstrap($(this), "oAQGQO6_6AQHnWi0gEx2JDcaNhs6qs5WLXxR-aWe9OBojlg", event, bagof({}));" rel="nofollow nofollow" target="_blank">http://goo.gl/cwNyH</a><br />
<br />
<span> ヴィオラふうの音が聞こえてきて、「うわっ楽器で旋律?」と思い</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>かけた第5曲《Longings and Gravity》では、旋律の残響感をそのままホワイトノイズみ</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>たいに重ねていったり、その入り交じった音がいつのまにか消えて</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>ヴィオラ1本に戻ったりする肌理の変化が楽しかった。<br />
<br />
<span> 『よろこびの機械』では、楽器音と電子音の組み合わせが印象的だ</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>ったけれど、『earthrise2064』では、これら2者に</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>加えて具体音が印象的で、具体音の聴き方については、第2曲《B</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>efore the rain》のところで一瞬、自己変革が生じた。木琴の連打と、エ</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>レクトーンの和音の満ち引きの中に、女声の呼びかけがあって、楽</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>曲の最後のあたりに、水の流れる音(いやもしかすると全部電子音</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>かもしれないけれど)が入ってくる時、その波の音は、いわゆる「</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>音の意味と外形の両面をそなえて」という状態ではなく、「音の外</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>形」が純粋にカパカパカパとリズムを刻んでくる。</span></span></h6>栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-46393456096026941052011-10-29T02:04:00.000+09:002011-10-29T02:04:46.175+09:00「音と映像の現在形」シンポジウム×上映会「音と映像の現在形」と題して、下記のとおりシンポジウムおよび上映会を開催いたします。<br class="lastChild empty" />多数の皆様のご来場をお待ちしております。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="http://www.seinan-gu.ac.jp/assets/users/7/images/oto_eizou.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="320" src="http://www.seinan-gu.ac.jp/assets/users/7/images/oto_eizou.jpg" width="226" /></a></div><br />
* 会場 西南コミュニティーセンター<br class="firstChild empty" />* 会期 2011年11月6日(日)~7日(月)<br class="lastChild empty" />* 入場無料/申込不要<br />
* シンポジウム 7日(月) 13:00-15:00<br class="firstChild empty" /> o 韓成南氏(映像作家・記号学研究)<br class="empty" /> <a href="http://www.jonart.net/">http://www.jonart.net/</a><br class="empty" /> o 中村滋延氏(作曲家・メディアアーティスト)<br class="empty" /> <a href="http://www.design.kyushu-u.ac.jp/%7Esn/">http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~sn/</a><br class="empty" /> o パップ・ジリア(アニメーション研究)<br class="empty" /> <a href="http://www.waseda.jp/rps/irp/voice/2.html">http://www.waseda.jp/rps/irp/voice/2.html</a><br class="lastChild empty" /> o [司会] 栗原詩子(音楽学・映像学)<br />
* 映像上映 6日 12:00-17:00 7日 10:00-16:00<br class="firstChild empty" /> o 韓成南・中村滋延・黒岩俊哉・早川貴泰・高山穣・松山豊・古田伸彦・森内暢・青<br class="lastChild empty" />木一生 他<br />
[主催]西南学院大学国際文化学部<br class="firstChild empty" /> [後援]日本映像学会西部支部<br class="empty" /> [問合]栗原詩子(<a class="lastChild" href="mailto:utako@seinan-gu.ac.jp">utako@seinan-gu.ac.jp</a>/092-823-4424)栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-74038014190072129602011-10-27T10:27:00.000+09:002011-10-27T10:27:20.132+09:00大学院設置基準の変更?<h6 class="uiStreamMessage" data-ft="{"type":1}"><span class="messageBody translationEligibleUserMessage" data-ft="{"type":3}">修士号に修士論文を必須としない方向性を文科省が打ち出したという。<br />
<span>学問の多様化する今日、おそらく、専攻分野によっては、修士論文のようなサイズでの学術</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>到達度チェックが、文字通り「無駄」「邪魔」になる分野もあるの</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>だろう。<br />
<span> </span></span></h6><h6 class="uiStreamMessage" data-ft="{"type":1}"><span class="messageBody translationEligibleUserMessage" data-ft="{"type":3}"><span> しかし、こうした方向転換を説明するにあたって、よりにもよって</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>「産業界からの指摘」というようなことを文字化する“感性"に疑</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>問を覚える。<br />
<span> 論文を書いてきた大学院生が「使いにくい」なら、その産業はその</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>人材を採用しなければよろしいのであって、そういう愚痴を、学位制</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>度の変更の理由にしてはならない。<br />
<span> こういうことを書くのは、日経記者の感性なのか、文科省職員の感</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>性なのか?<br />
<a href="http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E0E4E2E6EB8DE0E4E3E2E0E2E3E39180EAE2E2E2" onmousedown="UntrustedLink.bootstrap($(this), "LAQH3olcTAQE7EVqz1Z03kq1AtHmuJJ04GCK10yR9Xnz5UQ", event, bagof({}));" rel="nofollow nofollow" target="_blank"><span>http://www.nikkei.com/news/lat</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>est/article/g=96958A9C93819695</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span><span>E0E4E2E6EB8DE0E4E3E2E0E2E3E391</span><wbr></wbr><span class="word_break"></span>80EAE2E2E2</a></span></h6>栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-39996506379573248522011-10-23T12:09:00.003+09:002011-10-24T12:03:58.829+09:00お出かけクラシック(毎日10月22日夕刊)せっかくブログお持ちなんですからどんどん掲載しちゃって下さい、と記者から言っていただいたので、今月分をコピペ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLbur0FTFXKy9z6nRToczY2TrWEYolGIN5R4V2Hz4fU7i7CVx_LqmX1BsMhnqNzEnLb-PGo8Yz5pWKUlOIkusJ11poGrt-u3Oe7Oio6XaI6wucP0IyBCj2BBTVqHsNl5Eccns-UH16a68/s1600/%25E6%25AF%258E%25E6%2597%25A5%25E6%2596%25B0%25E8%2581%259E20111022.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLbur0FTFXKy9z6nRToczY2TrWEYolGIN5R4V2Hz4fU7i7CVx_LqmX1BsMhnqNzEnLb-PGo8Yz5pWKUlOIkusJ11poGrt-u3Oe7Oio6XaI6wucP0IyBCj2BBTVqHsNl5Eccns-UH16a68/s320/%25E6%25AF%258E%25E6%2597%25A5%25E6%2596%25B0%25E8%2581%259E20111022.jpg" width="226" /></a></div>2009年にデュトワの「兵士の物語」で実施された第1回以来、旬の演奏者と魅力的なプログラム内容を低価格で提供している「アクロス・アフタヌーンコンサート」のシリーズ。筆者はウィークデーの14時からという開催枠に地団駄ふんできた1人だが、今回はいくつかの偶然が重なって、ブリュッセル出身の精鋭「ダネル弦楽四重奏団」の演奏を聴くことができた(10月11日・アクロス福岡シンフォニーホール)。<br />
クラシックの演奏会では、開始1本目の演奏がベタリと平板に響くことが、よく起こる。客席空白のリハーサル時と満場の本番とでは、ホールの残響が大きく変化し、ステージ上の演奏者は本番で、自らの「音」を異質なものとして意識してしまいがちだ。しかも、そこに集まった聴衆の息づかいが、音楽の傾聴へと収斂していく前に「音」が発されると、その異質性は一層増してしまう。演奏前に、マイクを通して「日本の皆さん」への挨拶トークをしてくれたけれど、ああした観客サービスもまた、演奏の勘を狂わせたかもしれない。<br />
序盤のヴァインベルク「アリア」では、そんな残念な思いを抱かせたものの、シューベルト「ロザムンデ」の第2楽章、そして休憩をはさんでのラヴェルは、文字通り見事な演奏だった。雲母の切片を思わせるマルク・ダネル(第1バイオリン)の繊細な音の粒を、丸みのあるギー・ダネル(チェロ)のバスが支える。<br />
付記するならば、この充実した聴体験は、弦楽四重奏以外の楽器を交えない洗練されたプログラミング(選曲)にも支えられていた。これがもし、地元のピアノや木管などの演奏家と組み合わせ五重奏の曲目を交えることで、「聴きやすく」「集客のよい」企画であったら、同質の楽器ばかりで編成された弦楽四重奏そのものの「音」の明暗は、これほど伝わってこなかっただろう。<br />
九響第311回定期(9月29日)は、デュリュフレ(1902-1986)の「レクイエム」。オルガン伴奏版、弦楽合奏伴奏版、管弦楽伴奏版など、いくつかの楽譜が刊行されているが、今回はハープ、チェレスタ、オルガン、タムタムなど多様な楽器を配した、もっとも贅沢なバージョンでの演奏が、秋山和慶の指揮で実現した。八木寿子(メゾ・ソプラノ)は、ピアニッシモからフォルテまで、どのダイナミクス(音量)でも、低音から高音まで、どの音域でも、滑らかで豊かな響きを聴かせてくれた。<br />
また、九響合唱団による第7曲ルクス・エテルナ(永遠の光)の加算リズム的な朗唱は、鈴木隆太(オルガン)の繊細な音運びも相俟って、同時代のメシアン(1908-1992)の音楽語法を思わせる演奏となった。歌詞の上で、ディエス・イレ(怒りの日)の代わりにリベラ・メ(私を赦したまえ)が焦点化されている共通点はあるが、一世代前のフォーレ(1845-1922)の若書きの「レクイエム」と比較することは、もはや不要に思える。<br />
<br />
お薦め演奏会<br />
◆バレエフェスティバル2011 10月30日13時、アクロス福岡シンフォニーホール。<br />
オーケストラの仕組みを、踊り(振付:中島伸欣ほか)と九響の演奏で、わかりやすく表現する。曲はブリテン「青少年のための管弦楽入門」。<br />
◆ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)リサイタル 11月1日19時、アルカスSASEBO中ホール▽11月3日14時、鹿児島県立みやまコンセール。1985年生まれ、昨年の第16回ショパン国際コンクール(ショパン生誕200年)の優勝者。輝くリズムと躍動感は1965年の優勝者アルゲリッチの優勝当時の演奏を想起させる。曲目はプロコフィエフ「ソナタ2番」、リスト「悲しみのゴンドラ」など。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-91045611323281207192011-10-13T11:50:00.001+09:002011-10-13T11:51:41.074+09:00感想(9月29日の九響定演)どうみても「フランス三昧」という趣旨のプログラミングだったが、タイトルはなぜか「オラトリオの世界」。<br />
ラヴェル/バレエ組曲「マ・メール・ロワ」<br />
デュリュフレ/レクイエム 作品9<br />
ショーソン/交響曲 変ロ長調 作品20<br />
<br />
なんでこういうタイトルになるのかを勝手に推測して解説しますと、デュリュフレのとても綺麗なレクイエムをやろうと思ったら、なんか楽器編成が派手になっちゃって、いっそのことハープとか使う曲目をいろいろつっこんじゃえ、という選曲プロセスだったので、編成には力入れたしお金もかけました、ということが「オラトリオ」という単語に表現されているのデス。<br />
<br />
このタイトルの下にくっついていた惹き句は、タイトルよりも更にパワフルであった。<br />
「フォーレの名作に匹敵するデュリュフレ「レクイエム」の天国への昇華」<br />
これはなに?<br />
演奏会の魅力を伝えたがっているようには到底思えない。<br />
<br />
指揮は秋山和慶。<br />
マメールロワはベタッとしているように思えたが、レクイエムは聴き所満載。<br />
まず声量豊かな八木寿子(Mezzo Sop.)の張りのある高音とドラマティックな低音の轟きに圧倒された。八木さんの名前をインターネットで検索したら、高本秀行さんが激賛していて、その言葉のひとつひとつに「うんうんそうだろうそうだろう」と納得した。<a href="http://blog.goo.ne.jp/piano_music/e/55501fc4842706efa0ca79bd356dd1c2">http://blog.goo.ne.jp/piano_music/e/55501fc4842706efa0ca79bd356dd1c2</a><br />
また第7曲のLux aeternaにはハッとさせられた。<br />
この日は、とてもメシアンぽく聞こえた、というか、それは、朗唱重視で加算リズム的になっていることもあるし、鈴木隆太(Org.)の音運びがとても繊細で美しかったこともあるんだろうけれど、少なくとも、こんなに斬新で面白い表現を、フォーレの若書きのレクイエムにたとえるのはもはや不要なことだと実感した。<br />
鈴木隆太は昨年サン=サーンスの第3番でも九響と共演した方で、この公演を聞き逃したのが、今さらながら惜しくなった。<br />
<a href="http://orchestra.musicinfo.co.jp/~kyukyo/kyukyoFiles/profile/2010solist.profile/10ryuta_suzuki.html">http://orchestra.musicinfo.co.jp/~kyukyo/kyukyoFiles/profile/2010solist.profile/10ryuta_suzuki.html</a><br />
<br />
休憩をはさんでショーソン。<br />
霧島で聴いたヴァイオリン協奏曲(編成はVn, Pf, SQ)の好印象もあって、とても期待していたのだけれど、なんだかうまくはまれなかった。<br />
ウォーウォーウォーと唸る旋律には、時折ワーグナーの序曲ものが感じられ、その合間合間に「ぞうさん」の輪郭が乱入してくる。ここでの「ぞうさん」はシャミナードのフルート協奏曲よりも強烈かつ明瞭な「ぞうさん」である。<br />
<div style="text-align: center;"><a href="http://www.ehonnavi.net/ehon/8160/くっついた/" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="145" src="http://www.ehonnavi.net/images/no8160_MM_600.jpg" width="320" /></a></div>プログラムノートで、奥田佳道さんが「19世紀のフランスで紡がれた交響曲芸術の逸品にも関わらず演奏の機会に恵まれない」と書いていたが、どういうところに逸性をお感じなのだろう。読みたかったな。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com5tag:blogger.com,1999:blog-2684492153409430526.post-40469997502857434912011-10-09T02:56:00.001+09:002011-10-11T16:55:52.354+09:00様子をみる、について金曜はさやかがグッタリして、わたしは命の縮む思いをした。<br />
40度の熱が出ていても、キトキト笑ってグイグイ食欲を発揮するタイプの子が、おもちゃを抱えて一日ゴロンとしているのを目にするのは、たまらないものだ。<br />
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予防接種をしていないだけに「もしや日本脳炎か?」などと、いろいろな思いがうかび、授業2つと面談1つと面接試験1つを全て投げ出して、精密検査のできる大病院に連れて行こうか、と慌てふためいた・・・・が結局、投げ出すことができずに、研究室でシッターさんに看てもらい、夕方、ホームドクターに診せて、再処方を頼んだ。<br />
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ああ、あの選択には自信がない。<br />
今回は大事に至らなかったからよかったものの、母親として、投げ出さなかったことを悔やむ気持ちもある。<br />
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今回は、鼻風邪のために木曜に処方してもらった水薬のうち、シプロヘプタジン塩酸の割合が、さやかには多すぎたために、ボーッとしていた。<br />
そんな気がしたから、金曜のお昼は投薬をお休みしつつ、夕方まで、いわば「様子をみて」いたのだが、この「様子をみる」という行為は、基本的に「片時も離れずに」行いたいものであって、95分(授業1コ分)離れたり、40分(面接試験)離れたりしながら、「様子をみる」のは、さやかに申し訳ない。栗原詩子http://www.blogger.com/profile/02903791479070730350noreply@blogger.com0