うむ、スーパーって、すごく怖い文字のならぶ場所だ。
「SALE!! アリの巣コロリ 巣に持ち帰らせて巣ごと殺虫」
迷い込んだ1匹の蟻から情報を得た栄養物に引き寄せられて室内に入ってくる蟻の数など、たかが知れている。入室しない蟻までも殺してしまうなんて・・・。
人間は、健康のために有機野菜をと言い、同時に、迷い込んできた蟻1匹を相手に「巣に持ち帰らせて巣ごと殺虫」の薬剤を設置する。おかしい。右手のなすこをと左手に知らせよ、とでも言ってみたくなる。
蟻塚に囲まれた家屋においては、「巣ごと殺虫」というような必要も生じるのかもしれない。しかし、そういう特殊な必要性にもとづく毒性薬剤が、集合住宅にかこまれた「毎日のワクワクお買い物」むけの店舗で特売品になるのは、不自然な気がする。これがゴキブリや白蟻となると、その住処自体が家屋内に設置されてしまうので「巣ごと殺虫」という切迫感にとらわれるのもわかるが、この場合、相手はあくまでも蟻である。
・・・と、虫も殺さないような口をたたきつつ、きっと私も何か的外れなことをしているのだろうと思う。
どこまでもどこまでも不確かな「自分」。
赤102・貴4が、第2グループ(有用だが比較的簡単にはずせる)と第4グループ(危険で使用基準が厳しい)の両方に現れるので、分類の趣旨がわからなくなった。
有料の映画なら、2時間でちゃんともとの世界に戻って来れますが
無料のインターネットは自分でやめないかぎり、永遠と続ける事ができるということです。
私たちには基本、時間を支払っているという感覚があまりありません。
誰もが必ず、その時間という資産を使い果たしたとき、人生の幕を閉じるのにです。
まとめると、情報とモノと時間の関係は
情報を手に入れるたびに無意識のうちに「人生の時間を消費する」
モノを手に入れるたびにモノを維持管理するための「時間」と「空間」を消費し続ける
ということです。