2011年4月22日

若草の

子育てのことで、我が夫の考えに感動した。

そもそもは、同僚のイトーせんせが
「ウータン在外研究しないのもったいないよ。休んで研究できるでしょ。子どもも幼いうちに海外経験させとくとモチベーションが違うよ。ま、在外研究とらないんだったら、ボーディングスクールに入れるのもいいけど」と語ってくれたのである。

グローバリズムには負けないぞ、と小さな反抗心を発揮して、まずは抵抗してみる。
「寄宿学校に入れちゃったら手塩にかけて育てるっていうのができないでしょう?」

すると、イトーせんせは更に「日本は高校まで手元で育てるっていう意識が強いけど、その分、反抗期とかいって無駄なエネルギー使うでしょ。欧米は、12か13で自立させて、集団の中で克己に集中させるんだって」と語ってくれたのである。

単純な私は、おおおおおお、なるほど! と納得し、さっそくガイドブックを注文して、夫に「10年後ぐらいの話なんだけどね、さやかちゃんの反抗期のエネルギーを集団の中で克己に集中させるのよくなぁい?」と話しかけてみた。

すると、若草の夫いわく
「いや、親とまともに対決するプロセスもけっこう大事なんじゃないの? 反抗期のエネルギー、俺たちで受け止めてやろうぜ」
本件2度目の、おおおおおおなるほど! である。
この人の考えに、ちゃんとついていこう!

さて、それから2日ほどしてガイドブックが届いた。
いろんな学校の素敵な風景が載ったキレイな本。
体験談を載せていたのが、高田真由子さんで、よかった。
もっと好きなタレントが海外のボーディングスクール卒業生だったりしたら、単純な私の視野は、またまた揺らいだかもしれない。

2 件のコメント:

  1. 私の狭い経験から…ボーディングスクールに入れちゃうんじゃなくて、子供が10から13歳くらいの時に親子で在外を経験して、親子で一緒にカルチャーショックを共有するのっていいと思います。(たくさんある考え方の一つとして聞いてね。子供の年齢はもっと下でもいいかな。)

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  2. 本件3回目のおおおおおなるほど。
    「親子で一緒にカルチャーショックを共有」っていいですね。
    でも同時に、お父さん不在の1年間っていうカルチャー(?)ショックも生じてしまいます・・・(涙)
    夫に今の仕事辞めてもらうのは酷だし。

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