今朝はBSプレミアムの「クラシック倶楽部」でカレファックス・リード・クインテットコンサートを聴いた。
個人的に編曲ものは苦手なので《くるみ割り人形》のジャズ版は、やめてくれよぉ〜状態だったが、エリントンの《ジャンプ・フォー・ジョイ》はとてもよくて、とくに2名のソロ以外の3人がステージに腰掛けてリラックスしている姿は、とっても素敵だった。その3人が最後のトゥッティのところで座ったまま演奏に加わる様子は、音楽を立体的に聴かせる素敵な演出だ。
3限の「文化創造論」は、ホール見学。
学院所有のホールインフラ(大学チャペル、西南コミュニティーセンター)の特性を理解し、地域との良き文化的交流をはかるためのイベントの在り方について考える、という学習課題で、2会場を使う時のコツみたいなのを話しながら、2会場の表裏を歩いた。
この科目は、アートマネジメントや文化経済学の領域で、明瞭な業績をもたない私にとって、まだまだ苦手科目なのであるが、今日の1回分だけはとても満足な内容だった。
しかしなんといっても、その満足さは、チャペル見学の最後の20分間、学院音楽主事・安積道也氏がオルガンレクチャーをしてくださったことによるところが大きい。
北ドイツ様式のオルガンがおおまかに4部分で成り立っていること、音栓(ストップ)の操作で音色やレジスターが変わっていく様子などを、実演によってわかりやすくお話くださって、しかも、その内容が響きとして感じられるように、バッハのトッカータとフーガ d mollと小フーガg mollを弾いて下さった。
ああしあわせ。
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