2011年9月12日

10月8日 西南学院大学オルガンコンサート

秋の西南学院大学オルガンコンサートは、廣江理枝氏(東京藝術大学准教授)をお招きします。
是非、お誘い合わせの上、ご来場ください。



...   日 時:2011(平成23)年10月8日(土)
開 場:15:30 / 開 演:16:00
会 場:大学チャペル
入場料:無料

【曲 目】「神はわがとりで」     BWV 720 J.S.バッハ
協奏曲ニ短調       BWV 596 J.S.バッハ
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV 552 J.S.バッハ 他

会場で社会福祉施設等への自由募金を行います。

2011年8月5日

(科目用映像)メシアン『嬰児イエスに注ぐ20の眼差し』

楽譜付 → Pierre-Laurent Aimard(1957- )

1.神のまなざし Regard du Père
2.星のまなざし Regard de I'etoile
3.交換 L'echange

4.聖母マリアのまなざし Regard de la Vierge

5.御子をみつめる御子のまなざし Regard du Fils sur le Fils

6.それによりて全ては為されたり Par lui tout a été fait

7.十字架のまなざし  Regards de la Croix
8.高きみ空のまなざし Regard des hauteurs
9.時のまなざし Regard du temps
10.悦びの精霊のまなざし Regard de l'Esprit de joie

11.聖母の初聖体拝受 Première communion de la Vierge 12.全能のことば La parole toute-puissante

13.降誕祭 Noël  14.天使たちのまなざし Regard des anges
15.嬰児イエスのくちづけ Le baiser de l'enfant-Jésus

16.予言者たちと羊飼いたちと博士たちのまなざし Regard des prophètes, des bergers et des mages

17.沈黙のまなざし Regard du silence
 
18.恐るべき「み言葉の力」のまなざし Regard de l'onction terrible
 
19.私は眠っているが,私の魂はめざめている Je dors, mais mon cœur veille

20.愛の教会のまなざし Regard de l'église d'amour

(科目用映像)メシアン『世の終わりのための四重奏曲』

1 Liturgie de cristal
2 Vocalise, pour l'Ange qui annonce la fin du Temps

3 Abîme des oiseaux

4 Intermède

5 Louange à l'Éternité de Jésus

6 Danse de la fureur, pour les sept trompettes

7 Fouillis d'arcs-en-ciel, pour l'Ange qui annonce la fin du Temps

8 Louange à l'Immortalité de Jésus

(科目用)疾走する三人の映像作

記事 : 「疾走する三人の映像作家が自作を語る----スパイク・ジョーンズ/クリス・カニンガム/ミシェル・ゴンドリー」広告批評 (276), 138-144, 2003-11


スパイク・ジョーンズ
Sonic Youth - 100%
Beastie Boys - Sabotage

Wax - California

Björk  - It's, Oh, So Quiet

Björk - Hyperballad (by Michel Gondry)

Daft Punk - Da Funk

FatLip - What's Up Fat Lip?


クリス・カニンガム
Aphex Twin - Come to Daddy

Autechre - Second Bad Vilbel

Madonna - Frozen

Aphex Twin - Windowlicker
 Björk - All is full of love

Aphex Twin - Flex

ミシェル・ゴンドリー
Björk - Human Behaviour

Hedgehog in the Fog [Yuriy Norshteyn, 1975]

The Chemical Brothers - Let Forever Be

The White Stripes - Fell in Love with a Girl

Steriogram - Walkie Talkie Man(記事外)

The Vines - Winning Days

Kanye West - Heard 'Em Say

2011年7月6日

手足口病

さやかのお尻が真っ赤(涙)。
病院では例によって予防接種歴を書かされ、さやかにはまだ何も接種させていない故、医師から15分以上、手足口病の診療そっちのけで「予防接種歴無しなんて何考えているか理解できない。あなたこの子が死んでもいいんですか?」と極端なボキャブラリーで面罵される。

自分は小学校時代、インフルエンザ予防接種の集団注射のたびに毎度毎度翌日から高熱と嘔吐に苦しんだが、当時は「あなた集団感染の発生源になってもいいんですか?」という詰め寄りの風潮が強かったので、毎年「この後苦しい思いするのだなあ」と思いつつも諦めて注射を受けたのだ、このような体験をへて、自分と体質が似ているはずの我が子にそうそう簡単に予防接種など受けさせられようか、ワクチンの適性は個人差がある、つい数ヶ月前にもヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンで死者が出たではないか・・・と反論し、だまってもらった。


ともあれ、少なくとも手足口病に予防接種はないのであって、目の前の手足口病患者の治療を優先させてほしいものである。

またこの医師からは塗用・飲用の2種類の抗生剤を処方されたが、帰宅して調べてみると、国立感染症研究所は「抗生剤の投与は意味がない」と明言している。
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g2/k01_27/k01_27.html

抗生剤の薬効・副作用についてのその他の情報 http://www.naoru.com/kaze.htm

ヒブと肺炎球菌のワクチンに関する小児科医の意見 http://miyakesyounika.blog120.fc2.com/blog-entry-594.html

2011年6月15日

福岡でフランス哲学を

西南学術研究所の掲示板で「福岡でフランス哲学を」というシンポジウム(第3回)のポスターをみつけた。

今週土曜日は補講&会計監査だから行けないのだけれど、盛会で、次回以降も続きますように!!

2011年6月18日(土)10〜18時 於 九州産業大学

2011年6月13日

音楽的に大満足な一日

今朝はBSプレミアムの「クラシック倶楽部」でカレファックス・リード・クインテットコンサートを聴いた。
個人的に編曲ものは苦手なので《くるみ割り人形》のジャズ版は、やめてくれよぉ〜状態だったが、エリントンの《ジャンプ・フォー・ジョイ》はとてもよくて、とくに2名のソロ以外の3人がステージに腰掛けてリラックスしている姿は、とっても素敵だった。その3人が最後のトゥッティのところで座ったまま演奏に加わる様子は、音楽を立体的に聴かせる素敵な演出だ。

3限の「文化創造論」は、ホール見学。
学院所有のホールインフラ(大学チャペル、西南コミュニティーセンター)の特性を理解し、地域との良き文化的交流をはかるためのイベントの在り方について考える、という学習課題で、2会場を使う時のコツみたいなのを話しながら、2会場の表裏を歩いた。
この科目は、アートマネジメントや文化経済学の領域で、明瞭な業績をもたない私にとって、まだまだ苦手科目なのであるが、今日の1回分だけはとても満足な内容だった。

しかしなんといっても、その満足さは、チャペル見学の最後の20分間、学院音楽主事・安積道也氏がオルガンレクチャーをしてくださったことによるところが大きい。
北ドイツ様式のオルガンがおおまかに4部分で成り立っていること、音栓(ストップ)の操作で音色やレジスターが変わっていく様子などを、実演によってわかりやすくお話くださって、しかも、その内容が響きとして感じられるように、バッハのトッカータとフーガ d mollと小フーガg mollを弾いて下さった。

ああしあわせ。

2011年6月12日

ウルフはだめ

「子育て応援の店」リストに載っている美容院で髪を切ってもらった。

スタイルを変えるつもりはないんですけれど、前髪を片付けたいのと、バックの毛先を少し軽めにしていただこうと思って・・・と希望を伝え、さやかを抱っこしたままシャンプー台へ。こういうところは、すごく助かる。

そしてカット開始。

「あら? 今何しているんですか? サイドをそんなに短くすると・・・」
「はい、ウルフにしてます」
「え”狼、それはとても苦手です」
「でも夏だから軽いかんじにするのが良いと思うんですよ」
「だめです! ウルフヘア独特の、ワイルドセクシーなかんじは絶対に苦手なんです。どうにかしてください、いっそのこと、そろえちゃってください!」
と懇願した結果、なんかすごく貧乏風味ただようショートヘアになった。

それにしても「スタイルを変えるつもりはない」と言っているミディアム・ウェーブの人間を、突然ウルフヘアにするというのは、いったいどういう見識なんだろうか。

あんなおそろしい店には二度と行くまい。

2011年6月9日

破れ鍋のことば

私は九大に居たおかげで、役所向きの「書類づくり」のなんたるかを学べた。
ここ西南では「文章」のなんたるか、をいつも感じさせられる。
そして、学内向けの媒体における文章が、珠玉の輝きをみせるところが、西南のすばらしさだ。
つまり損得抜きの知的鍛錬。

今月の「月報」では、深谷潤先生と和田光昌先生のエッセイがすばらしい。
美しい絵を味わうに、私は模写する以外のすべをもたない。
そして美しい文章や高い認識を味わうには書き写す以外のすべをもたない故、またまたブログがうつしまくりコーナーになるのであるが・・・。

舞鶴幼稚園長を6年間つとめられた深谷先生は、舞鶴幼稚園が、課外授業・預かり保育・給食・通園バスといった、大人向けの「保育サービス」を二の次にしてきた背景にフレーベルの言葉「Komm, lasst uns unsern Kindern leben!(さあ、私たちの子どもらに生きよう!)」があったことに触れ、しかしそれでも社会がもとめてくる様々な変革を前に、「変わらないために変わらなければならない」とも感じていたこの6年間を振り返って、コリントの信徒への手紙(II 4:16)から「日々新しく」という言葉を引く。
だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。(コリントII 4:16)

和田先生の文章は、『ボヴァリー夫人』から「人のことばは破れ鍋のようなもの」という一節を紹介した後、家業のお手伝いをしていた子供時代の手仕事における沈黙にふれてから、以下のようにつづく。

 このとき、わたしのなかには、ことばたちが、決して表に出ることはないまま、うごめいていたような気がします。未分化なままのことばたちで充たされているという快楽があったのです。それが奇妙に充実した時間としてよみがえってきたのでした。
 ことばは、ことばとして外に出る前までは自己肯定感を与えるよすがとなっていたのに、いったん、ことばとして発せられると、こわれた道具になってしまい、ひとを裏切ることしかしない。破れ鍋のことばの無力と、沈黙のなかに満ちている未分明なことばの万能感。このような両極端のあいだを揺れ動きながら、それでもとにかく使わざるを得ないものがことばなのではないでしょうか。教師として、わたしの使っていることばが、破れ鍋ではとたえず反省するとともに、学生の沈黙に出会ったとき、そこに存在の充実を認め、未分明なことばのうごめきを感じとること、そして、いったん外に出てきたことばには、そのあらわれのひび割れ加減に驚かず、むしろ常態であると受け止め、破れ鍋どうしをぶつかりあわせ、きしませることで、かすかながらも沈黙のことばの充実の名残をかぎとれるようにすること、どのような態度が重要なのではと思った次第です。

ある同僚がこういうのを書いていて、ほかの同僚がそれを読む。
こういうのこそがFaculty Developmentである。
これがFaculty Developmentでなくて、なんだろう。

2011年6月8日

西南中高にて音楽教員の募集

勤め先の西南学院にて、以下の条件で、中学校・高等学校 芸術(音楽)科の専任教諭を募集いたしております。
(1)キリスト者又はキリスト教に理解のある者
(2)讃美歌指導及び礼拝奏楽ができる者が望ましい。
(3)中学校及び高等学校(音楽)教員免許取得者(取得見込も可)
(4)2012 年 4 月 1 日現在満 40 歳以下(経験不問)
募集要項=http://www.seinan.ed.jp/hs/news/saiyou/kyouin2012c.htm

西南学院は福岡空港から約20分。
「サザエさん」発案の地である百道浜に面しています。
とても住みやすく働きやすい職場だと日々実感しています。
多数のご応募、お願いいたします。