2010年5月10日

予防接種ノート

  • 三種混合は却下。

    • 新MMR薬害事件・・・M麻疹+Mおたふくかぜ+R風疹。89年4月~93年4月まで使用され、無菌性髄膜炎1754例が報告され、06年の裁判では諸々の重症例1040例が被害を認定された。また92~93年には12都府県2400例の期限切れワクチンが用いられたが国と製造元はこの責任を否認。
      06年にはMR二種混合ワクチン、新しい日本脳炎ワクチン、四種混合ワクチン(DPT+ポリオ)が導入されたが、MMR薬害事件の教訓の生かし具合が不明。
  • ポリオは迷う。


    • 感染時の危険度が高すぎるので受けさせたい気もする。
    • 経口摂取なので免疫に結びつきやすいかもしれないが、飲ませるのが「生ワクチン」と聞いてびびる。
    • なにしろ、日本ポリオ研究所いわく、


      これぞまさに、自然感染で麻痺患者が出ていないのにワクチンで麻痺患者が出ているという事実の暴露である。西太平洋地区においては、ワクチン接種をやめたほうが感染可能性が低いのではなかろうか。少なくとも、原因をばらまいておいて「対象にされません」とか語るのは滑稽ではないだろうか。

      たとえば以下の応用文をみよ。
      ニキビ根絶宣言は、野生株によるニキビが1ヶ月以上出ていないことであって、チョコレートの大量摂取によるニキビは対象にされません。  
      ダブルブッキング根絶宣言は、手帳の読み間違いによるダブルブッキングが3年以上発生していないことであって、手帳に書き漏らしたことによるダブルブッキングは対象にされません。
    • ポリオウィルス・・・ほとんどの場合は症状が出ずに免疫を獲得。症状が出る場合、5~10%はカゼ様の症状、0.1~0.2%が麻痺し、その一部が永久麻痺。
    • ポリオワクチン・・・経口生ワクチン。ワクチンから0.00002%脳脊髄麻痺。ワクチン接種後15~27日後にウィルスが(一部は強毒化して)便で排泄され、これに感染する被害者には救済事業がある。1980年以降のポリオ患者全例(45例)がワクチンによる感染。
    • 2006年時点のウィルス常在国はインド、ナイジェリア、アフガニスタン、パキスタン。便にとまったハエやゴキブリが直接食物にふれると人間に感染。2005年にインドネシアで303例の発症が起こった背景には、治安・政情不安定で上下水道不整備なことや、スマトラ島沖地震(2004)による衛生悪化がある。
  • BCGは却下


    • 児童・成人にはBCGが「無効」との証明が行われたが、乳幼児には調査を行わなかったため「無効が証明されない以上は有効である」との論理により継続されている。
    • 日本では感染歴のある成人との接触対策が行われないまま予防接種が継続されている。
    • 2005年からツベルクリン反応検査をすっとばしてBCGを直接接種するようになった。

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