2011年11月28日

新聞における表記

今、毎日新聞(西日本版)で今書かせてもらっている欄は、ベートーヴェン・ラヴェル等の表記が「アリ」だ、の例。
私の知人が「いや雑誌ではそうでも新聞ならびに電報における正統表記はベートーベンとラベルだ!」と強弁をふるっているが、今更、ザ・シンホニーホールとか新日本ヒルハーモニー交響楽団などと書きえまい。
今日の新聞は、字詰めレイアウトが可能になり、「電報の課金システム」的な字数配慮が必要ないのはもちろん、表記法における新聞特権は無視してよいものとなっている。

3 件のコメント:

  1. 私の地元の北日本新聞は、ベートーベンに直されます。ショスタコーヴィッチも「ビッチ」とか。「カデンツァ」は説明してください、と言われたこともあります。

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  2. 私のところも、数年前まで「ヴェ→ベ」だったし、「テンポ」に解説を入れていたこともあるんです。それが今回の連載から、「ヴェ」もアリになって、とっても嬉しいんです。だって「ラベル」では、かえってわかりにくいですから。
    だんだん変わっていくといいですね。

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  3. 新日本ヒルハーモニー,笑えますねー。ヴァイオリン界にはビニャフスキというのもあって,何が正しいのか段々わからなくなることもしばしばです。

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