チョン・ミョンフンのソウルPOを聴いてきた。
曲目が、ドビュッシーの海とマーラーの巨人という組み合わせだったので、「ピアニシモとフォルテシモを聴く会」という先入観で出かけたのだが、「ドビュッシー=ほとんど無」というジャンケレビッチ的言い回しの陥穽にはまってはならぬ! ということを痛感させられた。
くっきりはっきりきっぱりと立体的に造りこまれた響き。
印象派(絵画)か象徴派(文学)かというヤロチニスキの議論以前に、そもそも、《海》の初版表紙に使われたのは、まさに版画(北斎)であって絵画(モネ)ではなかったのだなあ〜。
ベビーシッター制度のおかげで、コンサートは、なんだかんだと月3-4回行けているが、大会に出かけるとかいった学会活動は、かなり休んでしまっている。
復帰の暁には、もらったレジュメをドキュメントフォルダにはさんでビシッと歩きたい・・・とか思うんだけれども、それって要するに、学問への思いより煩悩が先行している状態。
0 件のコメント:
コメントを投稿