Debussy
- 拍子感明瞭で弦のdivigeさえも分離
- やろうとしていることが伝わってくる
- 音の粒が明瞭でppらしくない。版画が擦りきれる前はこうなのか、ぐらいの。
- 第1部ラストのTimpaniによる盛り上げの迫力
- 絵画的というにはほど遠い版画/造形/立体的な表現
- 北斎の富嶽百景 → 富士山と波としぶきが各パーツとして分離 → 版画の彫り
- この演奏を聴くと、当時ジャポニズムが流行していたから表紙に貼った、ということ以上に、北斎への近さを感じる。版画史における北斎の位置を知っていたら、もっと何か言えそうなのだが。
- ミョンフンは冷めたN響でも燃えさせる
- 1楽章と3楽章の不吉感がすごい
- 4楽章 キビキビと向きを変えて、両手をビシリと開く様子は、まるで十字架
- 4楽章 向かい合う2組のティンパニの掛け合いがすばらしい
- 4楽章 金管の空間的方向性を強調するように、Soliとして立たせる
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