第14回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門に、関和亮による「アルクアラウンド」映像が入っている。
アート部門やアニメーション部門の作品にはそんなことは感じなかったが、「アルクアラウンド」が受賞対象ときいて、一瞬「ウソッ古っ!」とびっくりしてしまった。あらためて調べてみると、この作品のリリースは2010年1月13日だそうで、PV発表もその前後だったのだろうから、今回のメディア芸術祭の審査対象として何ら問題はない。
たぶん、自分自身が何かを受容するときに、分野によって時系列のゲージが異なるのだろうと思う。異分野共存の摩擦──建築・彫刻・彫版・絵画のためのローマ賞に音楽をつっこんだ時に生じたような──の現代的な事例をみた思いだ。
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