九電がこのほど初めて、太陽光発電所建設を設置し、パネル14,000枚の設置に着工するという喜ばしい記事。
しかし、時系列や、算出するエネルギー量の数字が、理解不能。
1年は1,066日あるとか、7年間で4325枚しか設置できないというように、読めてしまう。
- 完成時の発電量は、1日3000kW、年間3,200,000kW → 1年は1,066日ある
- 2017年度には1,000,000kWが目標 → 4325枚(=14,000 × 10 / 32)
1つめの問題は、おそらく私が「発電量」と「発電出力」の概念をごっちゃにしていることが問題なのだろうが、発電出力とはいったいどんな概念なのか?
2つめの問題は、もしかして1日1,000,000kW発電できるような能力をもった太陽光発電施設を作るという意味だろうか? その場合、日照等の条件考慮により、実際には年間3.2日分の稼働実績しか得られない、という試算なのだろうか?
だれか助けて下さい。
毎日新聞記事全文
九州電力:メガソーラー施設着工 関係者ら40人安全祈願祭--大牟田 /福岡
◇「親しまれる発電所に」 九州最大となる九州電力の太陽光発電施設「メガソーラー大牟田発電所」が15日、大牟田市新港町の九電港発電所跡地で着工した。九電の太陽光発電所建設は初めてで、関係者ら約40人が参加し安全祈願祭をした。 発電所は、ヤフードームとほぼ同じ面積の敷地約8万平方メートルに、太陽光発電パネル1万4000枚を設置する。発電出力は3000キロワットで、年間発電量は約320万キロワット。一般家庭2200世帯が昼間利用する電力量に相当し、CO2(二酸化炭素)排出量では約1200トンの抑制効果があるという。総事業費は約20億円を見込む。
九電は、地球温暖化問題への対応や国産エネルギー活用の観点から、新エネルギーによる発電の導入を進めており、17年度に太陽光による発電量を100万キロワットに拡大することを目指している。
安全祈願祭に出席した瓜生道明常務は「再生可能なエネルギーの活用に力を入れており、それを推進していく起爆剤と考えている。地域に親しまれる発電所にしたい」と話していた。
古賀道雄市長は「新エネルギーを推進する施設として、高い評価が得られるよう、市としても力を入れていく。一日も早い完成を期待している」と述べた。【井上秀人】
0 件のコメント:
コメントを投稿