ETV特集「永山則夫 〜獄中28年間の対話〜」を、途中から、見た。
ナレーターが「ナガヤマは」と繰り返すので、「ナガヤマなにさん?」と尋ねてしまった。
これこそ「無知の涙」というものであるが、夫は、私の無知ぶりには馴れているので、これしきのことにはひるまない。
「ナガヤマノリオよ、永久のエイで規則のソクにオット」と教えてくれた。
貧しく愛のない不幸な子供時代は、自分と全く異なるもので、その意味で、このドキュメンタリの一こま一こまを貴重に思った。恵まれた立場にいる者として、自分と異なる立場の人の声や言葉を聞きたい。
彼は裁判の時、出所できた場合の人生の展望として「塾のようなものを作りたい」と語ったという。
でもそれは学歴闘争のための塾ではありません。
私の塾では、何点をとってもよい。
でも、一番高い点をとった人が
一番低い点の人を教える役割になる。
ある時、一番恵まれた人が、正反対の人と関わりその手助けをするビジョンが語られている。
大野城まどかぴあ図書館には、彼の「文章学ノート」と「無知の涙」がある。
こんど読んでみよう。
それと、やはり「木橋」も読んでみたい。
大学図書館には、なくて、
でも、法学部も文学部もある学校なので、やっぱりあったほうがよくないかしら。
4月に私の予算配置が確定したら注文して蔵書に入れてもらおう。
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