2011年10月27日

大学院設置基準の変更?

修士号に修士論文を必須としない方向性を文科省が打ち出したという。
学問の多様化する今日、おそらく、専攻分野によっては、修士論文のようなサイズでの学術到達度チェックが、文字通り「無駄」「邪魔」になる分野もあるのだろう。
 
しかし、こうした方向転換を説明するにあたって、よりにもよって「産業界からの指摘」というようなことを文字化する“感性"に疑問を覚える。
論文を書いてきた大学院生が「使いにくい」なら、その産業はその人材を採用しなければよろしいのであって、そういう愚痴を、学位制度の変更の理由にしてはならない。
こういうことを書くのは、日経記者の感性なのか、文科省職員の感性なのか?
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E0E4E2E6EB8DE0E4E3E2E0E2E3E39180EAE2E2E2

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