2010年4月28日

おつぎは5月22日

5月22日は宮崎由紀子さんのリサイタル。

宮崎さんの干支は私とおなじ。ご縁がありまして光栄でございます。
このコンサートは、演奏者自身の意識が高く「ホールの特性にしたがって最良のプログラムを組む」というのをまさに実施していただいた。その意味でアート・マネジメント学的な観点からみて、きわめて意義深いコンサートになる。

演奏者は言った。
白いモダンな空間に、青と白のステンドグラスがあって南仏のイメージがわいたので、この曲目にしようかと。

その結果、
ドビュッシー 『前奏曲集』I、II巻より
デュティユー 《波のまにまに》
グラナドス  《ロマンティックな情景》

うーん、通好みな作品がならぶ。

このリサイタルのために、春には渡仏され、クリスチャン・イヴァルディのレッスンを受けてこられたそうだ。

先日、ランチをご一緒させていただき、ドビュッシーの曲目を尋ねたら、
「アナカプリの丘」で始めることにしました。開始の五音音階が、チャペルのチャイムみたいになるかな〜とおもって。

ああなんて素敵な発想。

ドビュッシー『前奏曲集』から演奏して下さる曲目は、以下の通り。

アナカプリの丘
雪の上の足跡
西風の観たもの
亜麻色の髪の乙女
とだえたセレナード
沈める寺
ミンストレル

妖精たちはあでやかな踊り子
月の光が降り注ぐテラス
水の精
花火

3 件のコメント:

  1. 増田ですごぶさた。わが軍はこのところ快調に勝星を積んでおりましてご同慶の至りです。
    宮崎先生は、実は北九州市少年少女合唱団というところに私が小学生の時分在籍しておりましたとき、そこで伴奏ピアノを担当されておられた若く美しい先生だったのでした。当時はまだ先生が大学生からM1の頃であったと記憶しております。リサイタルのチラシを見て懐かしくなりました。6期生のアルトの坊主などもはやご記憶ではなかろうと思うのですが、先生のおかげで(ねじくれ曲がった異界ではあれ)音楽教える業界の片隅で食みをいただいておりますと、昔の教え子より御礼があった旨よろしくお伝えくださいまし

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  2. そこで増田さんとつながっていましたか! 光栄です! 快勝といいリサイタル企画での符合といい、今年は本当に良い年ですね。宮崎由紀子さんの北九州市少年少女合唱団でのご活躍については、今やピアノのみならず指導や編曲(たしか作曲も)で有名です。西南学院大学での出講歴も、同合唱団での活動歴と同じぐらい長いので、今年、リサイタルを企画させていただきました。音楽についての観点など、いろいろうかがって、日々学ばせていただいています。

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  3. ブログ内容に誤りがありました。
    今年レッスンを受けられたのは、エッセール氏(Jean-Francois Heisser)だそうです。
    こういう間違いをしてしまうこと自体、不勉強の至りで、恥ずかしいです。

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