2010年4月2日

雨降り

4月1日(木) 雨

今日は4月1日。
新聞には「76万人が新社会人に 氷河期乗り越え入社式」の字が躍る。
76万人が就職氷河期を乗り越えたことは事実だろうが、新社会人になったのが76万人ではない。
自営業を継ぐ若者も、フリーランスで一歩一歩を進もうとしている若者も、お嫁さんになって家庭に入る若者も、その責任をひとつひとつ果たす限りにおいて、みんな新社会人である。

朝食中、ニュース番組で全国初の暴力団排除条例が施行されるという報道に、「お仕事がふえまちゅね」(←口語が全て赤ちゃん語化している)と声をかける私。「ゴールデンウィーク全部勤務ばい」と軽く答える夫。
「あ、今週は土曜日が当直。でも当直明けが日曜日だったらその後仕事なくてよかったでちゅね。」
「うん、でも土曜日は荒れるっちゃね〜」

午前中は、ホームベーカリーにパン種をしこみ、おいしそうな香りにクラクラしながら、西南コンサートシリーズの前期分まとめチラシの材料集づくり。これだけはデザイナーに頼めるということで本当に助かった。
毎日新聞にて、3日夕刊に安倍圭子の宣伝が載る由、連絡あり。

午後は、積文館で「音楽の友」を買い、6月のコンサートの広報の準備。
こんなに働き者の私に夏のボーナスがないなんて不条理である。
サティでサブバージョンのお弁当箱として、山中塗・スリム小判弁当を購入。マイナス20〜110℃に対応。




3月31日(水) 曇→雨

朝一、音楽理論の教科書の最終校正。
モノクロ変換で指定したが、なぜかカラーページが4面紛れており、見積が少し高かった理由の一端が判明。

Digipriから写真が届く。
さやかの写真を親戚に送ろうとA4面にレイアウトしたが、プリンターが光沢紙をうまく噛んでくれず、即席で印刷依頼したもの。
光沢紙A4サイズの高精細印刷が380円で送料120円なら、ものすごくお得なのではないか。

正午、イーバンクから、豪ドル預金の満期の知らせ。
お正月に親戚と株による「資産運用」の話などして刺激され、まずは姑息な金額で試みてみたものだ。
普通䡎金1,000ドルで利息が0.99ドル、
3ヶ月定期預金1,000ドルで満期利息が4.28ドル、
残高総計は2,005.27ドルで、172,000円が172,640円となったかに見えて、額面レートは払戻レートとちょっと違うため、実際は170,347円。
今回のところはまあギリギリ損を出さずに済んだものの、為替相場次第でガツンと損しうるリスクがあって347円ぽっちでは、心身の健康上、元が取れないと感じた。私が動かせる程度のショボイ金額だとリスク込0.2%益よりWAONのポイントのほうが明らかにお得。直ちに日本円に戻した。

午後イチ、さやかのお散歩を予定していたけれど、雲行きがあやしくなってきた。
春日公園まで出かけるのはやめて、近場のGooday植物コーナーへ。
お花の香りがわかるといいね。

雨が降り出したので、1週間前に届いたプラズマクラスター洗濯機の乾燥機能を試す。
出産前には夫婦で「ベビー用品産業のちゃらちゃら路線には乗らないぞ」と決めたりしたが、さやかが生まれた途端、堅実路線は跡形もなく崩れ去り、どうも次々買い物してしまっている。
しわくちゃにはなるけれどアイロンで直せる程度。雨天時にいちいちWASH HOUSEに行かずに済むのは、とても助かる。

午後ニで、新聞のまとめ読み。
さやかが生まれてから、郵便受けにとりに行く回数が減って、ここのところ新聞はまとめ読みばかり。
水俣病訴訟が「和解に向け基本合意」とのことだが、人の身体がボロボロになっている時に療養手当が月17700円とはあまりに安く感じられる。エリン・ブロコビッチの事例を参考にもっとふんだくっていただくべきのように思う。一般市民としてできることはないだろうか。
モスクワでは連続テロがあってある(←博多弁)。ロシアには「非常事態省」という名の省庁がある由、すごい。

車に荷物を取りに行く3分間、さやかが泣かないようにテレビをつけると、「大奥」というドラマで野際陽子さんが迫力の面持ち。ナレーションが「のどかな日々を過ごしておりますと、この世に戦というものがあることさえ忘れてしまいそうな」と語る。
戦の頂点で栄華をきわめている家の妻たちに、こんなことを言わせてよろしいのか。皮膚化学の先生が紫外線の害を説きながら「太陽は百害あって一利なしです」と言っているのを聞いた時に感じたのと同じ種類の疑問符。

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