2010年4月7日

4月7日(水) 晴れ

銅銀久弥のCD『パンペアーナ』が素敵。
さやかにグーチョキパーの手遊びをしてみせたところ、まだカタツムリ知らないのに、大喜び。
科研費の内定通知あり。3年計画で映像作品の音楽的研究。共同研究者に旅をご提供いたすので私自身が旅行しなくても済むのは助かるが、2011年に国際シンポジウム開催も組んでしまったので、いずれにしてもかなりパワーが必要。しかしDVD・本はかなり買えるはず。
西南学院大学の新しいホームページは縦長デザイン。一般的な端末が横長だということを無視して縦長にしたのは、iPadを端緒に今後は縦長端末が増えるという見通しをたてたためだろうか、それとも、会議書類をとおすことしか考えなかったためだろうか。


4月6日(火) 晴れ

実父を主人の母と、ようやく引き合わせることができた。うれしい。
今日も研究はできなかったが、コンサートの後援申請を5件×2セット作成した。


4月5日(月) 晴れ

大学の同僚から「育児とご研究の忙しい毎日をお過ごしでしょう」というメールをもらった。そうだよね研究成果あげなきゃね、と気持ちがひきしまる。にもかかわらず、研究らしいことは何もしなかった一日。
さやかが、私や主人の眺める方向に視線を向けるようになった。私たちの心の向くものをこの子が吸収していくのを感じる。そして、これこれのものが情操教育に「効く」などと、自分たちとかけ離れたものを与えても、たぶん子供は本質的にそれを吸収しないのだろう。「責任」の2文字が浮かぶ。


4月4日(日) 晴れ

今日は教会のイースター礼拝。幼児祝福式を組んでいただいたのだが、なんでこういう大事な日に遅刻するかなぁ、恥ずかしい。
教会の昼食では、卵やハンバーグなどこってり系が登場して「こんなの食べるとまたさやかの湿疹が出るのでは」とためらう。「湿疹くらい出ても死なないから大丈夫」と励ましていただいたけれど、卵やハンバーグを食べなくても私も死なないので、おいしいご飯だけいただいて無事終了。
教会の後、病院にお見舞い。日曜日でリハビリがなく入院者がみんなヒマということで、看護師さんがフロア中のみなさんをさやかのところに連れてきてくれる。まわりがガヤガヤして、さやかは疲れたと思う。日曜日のお見舞いは考え物だ。
さやかのお風呂洗剤をarauのムースタイプから敏感肌用の石けんタイプに変えて4日目。ほっぺのモチモチ度がアップして嬉しい。


4月3日(土) 晴れ

朝30分、Skypeでフランス語のレッスン。いつか口頭表現をトレーニングしたいと思っていたので、育児休暇を期に週1~2回レッスンを受けることにした。
ムーア監督の『SICKO』によるとフランスでは育児休暇制度がずいぶん充実しているようだが、フランス語でなんと表現するのかについては先生(非仏人)にも今一つわからないとのことであった。その他、電子辞書の使い勝手や、福岡弁の文末──たとえば「あってあります」「~だからですね」──など、とりとめもない話題をほっつき歩き、さび付いた語学頭を活性化していただいた。プリヴェ方式で一回1800円はリーズナブルだし、なによりSkypeなら抱っこしながらでもOKだ。趣味に月1万円ほど使うことになるが、夫の弁当を毎日作りますんで、モッタイナイお化け様おゆるしくだせえ。今日は、焼き南瓜・松風焼き・いんげんの煮付け・いなり寿司。
野田琺瑯のミルクパンが届いた。取説によると、もしも焦げついた場合は「重曹大匙一杯ほどと食用油を入れてかき混ぜ、弱火で煮立てると泡立ち焦げを浮かせます。温度が下がってからスポンジで洗って下さい」。


4月2日(金) 曇

キャンパスサポート西南にチラシを届け → ナース挨拶菓子購入 → 母のお見舞い → 入院不足品の購入。
空は晴れていて母の調子もよく、ここまではゴキゲンの外出のはずだったが、午後3時半、帰宅すると鍵束のないことが判明。
学校や寄った店の全てに電話をかけ、全ての駐車場をたどってもみつからず、鍵屋さんを呼ぶ。
我が家のドアはピッキンガー(?)には難攻不落のスタイルらしく、鍵屋さんが二時間の苦闘の末にドアを開けたのと夫の帰宅が同時。
後になってみると、夫に電話して職場まで鍵をとりにいけばよかった、と後悔しきりだが、渦中にあるときは「電話なんかしたら仕事を無理に打ち切って帰ってきてくれるから申し訳ない」の1点しか思いつかなかった。そんなふうに思ってしまうくらい、私のトラブルのためにいつもどんどん動いてくれる。
夜遅く、ナースセンターから電話。
「あの、先ほどいただいたお煎餅の包みに鍵束が・・・」
「うわっ、母娘そろってご面倒かけて申し訳ありません」

1 件のコメント:

  1. 映像作品の音楽研究で科研費なんて面白すぎです。
    ぜひ内容を教えて下さい。

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