日経新聞 連載「温暖価額削減25%の行方」のメモ (11月1, 2, 4日)
- 1997年 京都議定書(Kyoto Protocol)=第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3) → 2012年までに5%削減の目標 → 日本は毎年排出枠1兆円を購入
- 2008年7月 民主党が25%削減法案を国会に提出 (前提は米中を含む主要国の合意) 自民党は「2020年時点で一般家庭で年36万円の負担」と主張
- 2009年9月22日 国連「気候変動サミット」で鳩山首相の25%宣言(前政権8%)。欧州は日本との排出量取引に期待。
- 2009年10月中旬 タイでの作業部会にて資金(年1000億ユーロ)を要請される
- 2009年12月 コペンハーゲン会議=第15回締約国会議(COP15)・・・2013以降の枠組み(ポスト京都議定書)
- CO2排出量 1世帯あたり5100Kg。太陽光発電・小型風力発電・断熱装備・発光ダイオード照明を併用すると(世田谷区住宅街の例)、1世帯あたり1500Kgへ減らせる。初期投資金額は、約180万円(国立環境研究所の試算)〜約410万円(日本エネルギー経済研究所の試算) → 年平均18万円
- 2007年までに、産業部門は減少中だが家庭部門では4割増えているので、家庭部門の排出量削減は喫緊の課題
- 2009年春の内閣アンケートで、一般家庭の8割「月額2000円までなら支出しても」と回答
- 環境省は2010年度税制改正で地球温暖化対策税(環境税)の創設を要望。財務相は、2010年度廃止予定のガソリン税を環境税に振り替える案を提示。
- 2018年度までに原発9基を新設予定。原子炉1基で太陽光発電の190万戸分の発電量。
- 25%削減目標に基づいて鉄鋼業界の削減目標10%程度(仮)=1500万トンの追加削減 → 国内高炉を止めて海外からの鋼材輸入を検討
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