2009年10月4日

幸せなら手をたたこう

勤め先の月報で、日野原重明・木村 利人・A.デーケン『いのちを語る』(集英社, 2009)のことを知り、手に取ってみた。

木村利人氏は、バイオエシックスのパイオニアで、CiNiiでも、「バイオエシックスと国際公共政策」などを読むことができる。

学術面では、恵泉女学園大学の学長や、日本生命倫理学会の会長をされているとのことだが、1960年代にヒットした《幸せなら手をたたこう》の作詞者でもあるという。探求が、あんなにもたくさんの人々に伝わる歌として昇華しているなんて、すばらしい。

だって、作詞上のヒントになったという詩編47編は、
そのままだと、伝わりにくい。
すべての民よ、手を打ち鳴らせ。
神に向かって喜び歌い、叫びをあげよ。
(詩編 / 47編 2節)
偉い人っていうのは、
こういうものを、わかりやすい言葉で伝えられる人のことだと思う。

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